沖縄で新しくサトウキビの栽培を始めようと考えています。
しかし、トマトなど野菜は栽培したことがありますが、サトウキビはまったくの初心者なので手探り状態です。
栽培方法を調べていますが、作型も複数あると聞いたので、栽培方法や注意点などを教えて下さい。
沖縄で新しくサトウキビの栽培を始めようと考えています。
しかし、トマトなど野菜は栽培したことがありますが、サトウキビはまったくの初心者なので手探り状態です。
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前田隆昭
南九州大学 環境園芸学部 環境園芸学科 教授
サトウキビ栽培は、始めの新植栽培の管理がポイントです
サトウキビの品種
サトウキビには、「銅葉(どうば)サトウキビ」「バリエガツム」「竹糖(ちくとう)」という代表的な品種があります。
銅葉サトウキビは、日光に当てると銅葉(赤茶色)になり、バリエガツムは葉に乳白色の斑が入っているのが特徴です。
竹糖は、主に四国地方で栽培されている品種です。
他の品種に比べて小型で細長く、高級砂糖として有名な和三盆の原材料として栽培されています。
最近では頻繁に品種改良が行われ、数多くの品種があります。
品種ごとに適した環境は異なるので、その地域で培しやすい品種を近隣の農家さんに聞いてみましょう。
サトウキビの品種の選び方についてはこちらをご覧ください
「サトウキビの品種とそれぞれの特徴を教えて欲しいです」
サトウキビ栽培の作型
栽培作型は、苗から発芽させる「新植栽培」と、収穫後の株から発芽させて栽培する「株出し栽培」があります。
新植栽培
新植栽培には、2〜3月に植え付けをし、翌年の3〜4月に収穫する「春植え」と7〜9月に植え付け、翌々年の1〜2月に収穫する「夏植え」があります。
春植えは1年で収穫が可能ですが、収量はさほど多くありません。
反対に、夏植えは育成期間が長い分、サトウキビが太く育つため収量が多くなるという特徴があります。
苗の育て方についてはこちらをご覧ください
「サトウキビの苗の育て方。良い苗の条件とは?」
株出し栽培
株出し栽培とは、春または夏植えの収穫後に根株を残した状態で発芽させ、翌年の1〜3月に収穫する方法です。
新植栽培と比べて苗の準備や植え付け作業の必要がなく、省エネ・低コストで栽培することができます。
一般的にサトウキビは、新植栽培の後に株だし栽培を2〜4回繰り返すサイクルで行います。
連作障害があるので、サイクルが終わった後、土壌を休ませてあげることも大切です。
栽培に必要な期間についてはこちらをご覧ください
「サトウキビの栽培に必要な期間は?」
サトウキビ栽培に適した土壌
サトウキビは深根作物なので、土壌の質が根の発達に大きく影響します。表土の厚さを25〜30cm以上にし、有機物を混和させ、耕うんしやすい状態にしておきましょう。
また、干ばつはサトウキビの成長に悪影響を及ぼすため、降水量が少ない地域では、スプリンクラーなどのかんがい設備を用意しておく必要があります。
詳細な畑の条件や北限については、こちらをご覧ください
「サトウキビ栽培に適した畑の条件を教えてください」
「サトウキビ栽培が可能な日本の北限はどこ?」
サトウキビの栽培方法
植え付け
新植栽培では、まず良質なサトウキビの茎を2芽苗分カットし、土に植え付けます。
植える深さは20〜30cm程の深溝で、上から軽く覆土をします。株間は30cmほど空けておきましょう。
お手入れ・水やり
サトウキビは植え付けから収穫までの間、雑草取りや肥料やりを行います。
苗の植え付け後は、なるべく早く除草剤を散布することがポイントです。除草が遅れると収量へ影響を及ぼしてしまいます。
また、乾燥を好む植物ですので水やりについてはあまり行う必要がありませんが、降水量が少なく干ばつが見られるようなら適宜水をあげてください。
夏場は水の代わりに液肥をやると良いです。
サトウキビは成長するにつれて下のほうから葉が枯れます。そのままにしておくと害虫がついてしまうため、見つけたらその都度取りましょう。
各管理作業についてはこちらをご覧ください
「サトウキビ栽培の適切な水やりの量とタイミングが知りたい」
「サトウキビの葉の特徴や病害対策のチェックポイントは?」
「サトウキビ栽培では農薬を散布する必要はありますか?」
「サトウキビ栽培に適した除草剤について知りたい」
「サトウキビ栽培で注意すべき害虫を知りたい」
「サトウキビの赤腐病とはどんな病気なのか知りたい」
サトウキビの収穫
収穫
サトウキビの収穫は機械を使って収穫する方法と、鍬と鎌を使って手作業で行う方法があります。
また、サトウキビは収穫して時間が経つと変色・劣化してしまいます。
収穫の際は加工工場と連携を取り、人手を募って一気に行うことが新鮮なサトウキビを出荷するポイントです。
収穫時期と収穫方法については、こちらをご覧ください
「サトウキビの収穫時期と収穫方法を教えてください」
収穫後
前作(春植え・夏植え)の収穫が終わったら、速やかに萌芽する茎を仕立てる準備に入ります。
株ぞろえ(茎の切断位置を揃えること)や根切り(古い根を切ること)をすることで、萌芽の成長を促進します。
サトウキビ栽培の注意点・ポイント
サトウキビ栽培では、始めの新植栽培の管理が重要です。新植栽培を上手く行うことで、後の株出し栽培で収量を増やすことができます。
ポイントは培土や施肥などの作業を適切に行うこと。
肥料を与える時期や量を見誤るとさとうきびの品質に影響してしまうため、注意が必要です。
もし、新植栽培で収量が少なければ、その後は株出しせずに一からやり直すほうがよいでしょう。
栽培をはじめる時に使える補助金についてはこちらをご覧ください
「サトウキビの栽培をはじめる予定です。使える補助金について教えてください」
このお悩みの監修者
前田隆昭
南九州大学 環境園芸学部 環境園芸学科 教授
琉球大学農学部を卒業後、和歌山県庁に入庁して農業改良普及所の技師や、果樹試験場の研究員などを歴任し、2009年退職。同年、農業生産法人「有限会社神内ファーム21」に入社し、南方系果樹の研究を経て、2015年から南九州大学環境園芸部果樹園芸学研究室の講師に。2021年同大学・短期大学の学長に。2022年5月、学長退任後も教授として引き続き学生を指導する。