水稲と野菜を栽培している農家です。最近の状況を考えて、米作りからほかの作物への転作を考えています。
どんな作物に転作をすればいいのか考えていたところ、最近レンコンの売れ行きが良いと耳にしたので、栽培をはじめてみようかと検討しています。
しかし、これまで水田では米しか育てたことがなく、蓮に関しての知識もまったくありません。
粘土質の土壌はあるので、そこに植え付ける流れは理解していますが、種から栽培するのがいいのか、それとも種レンコンを植え付けた方がいいのか、どちらが良いのでしょうか?
水稲と野菜を栽培している農家です。最近の状況を考えて、米作りからほかの作物への転作を考えています。
どんな作物に転作をすればいいのか考えていたところ、最近レンコンの売れ行きが良いと耳にしたので、栽培をはじめてみようかと検討しています。
しかし、これまで水田では米しか育てたことがなく、蓮に関しての知識もまったくありません。
粘土質の土壌はあるので、そこに植え付ける流れは理解していますが、種から栽培するのがいいのか、それとも種レンコンを植え付けた方がいいのか、どちらが良いのでしょうか?
会員登録と⼀緒に公式LINEに登録すると便利です。
業界ニュースやイベント情報などが届きます。
農業や漁業に関する悩みや疑問や不安、
悩みごとについておよせください。
いただいた投稿から選考した相談内容について、
編集部や専⾨家がお答えします。
\1分で簡単会員登録/
相談内容を投稿する頂いたご意⾒やご要望などをサイトの品質や機能向上のために役⽴たせて頂きます。
※匿名のフォームになっておりますので、返信はでき兼ねます。
会員登録すると人材募集の申し込みができます。
人手不足に悩んでいる農家・漁師様に人材支援を行なっています。お気軽にご相談ください。
会員のみ相談を投稿できます
仕事に関する悩みや疑問や不安、悩みごとについておよせください。いただいた投稿から選考した相談内容について、編集部や専⾨家がお答えします。
※回答が掲載されるのは選考された投稿のみです#苔 #茶葉 #セイヨウアブラナ #イワシ #サケ #ズッキーニ #チューリップ #サニーレタス #タコ #わかめ #小松菜 #海苔 #玉ねぎ #キャベツ #エリンギ #カブ #ショウガ #大根 #サツマイモ #ソバ #サトウキビ #あわび #トマト #アサリ #にんじん #シークワーサー #レタス #きゅうり #ネギ #ごぼう #みょうが #白菜 #里芋 #菊 #ナス #ゴーヤ #ピーマン #ほうれん草 #チンゲン菜 #春菊 #アスパラガス #ニラ #にんにく #ミツバチ #ブロッコリー #肉豚 #らっきょう #採卵鶏 #水菜 #ブロイラー鶏 #かぼちゃ #空芯菜 #さやいんげん #シラス #イワナ #そら豆 #ヤマメ #ニジマス #さやえんどう #藻 #グリーンピース #大麦 #唐辛子 #カリフラワー #オクラ #ホップ #りんご #てんさい #梨 #ながいも #びわ #レンコン #みかん #スモモ #グレープフルーツ #レモン #金柑 #ライチ #ブリ #梅 #あんず #桃 #さくらんぼ #いちご #ヒラタケ #メロン #舞茸 #すいか #ぶどう #柿 #ハスカップ #キウイフルーツ #ラッカセイ #いちじく #ザクロ #オリーブ #ブルーベリー #パイナップル #フグ #バナナ #マンゴー #アボカド #小豆 #インゲン豆 #小麦 #ごま #米 #大豆 #とうもろこし #プルーン #タバコ #椿 #カーネーション #バラ #ユリ #デルフィニウム #トルコギキョウ #ヒノキ #スギ #ケヤキ #マツ #モミ #しいたけ #たけのこ #栗 #くるみ #肉用牛 #乳用牛 #羊 #馬 #養蚕 #カツオ #マグロ #サバ #サンマ #イカ #かに #鯛 #たら #タチウオ #ヒラメ #カレイ #アジ #ウナギ #ドジョウ #コイ #アユ #金魚 #エビ #スッポン #牡蠣 #ホタテ #マスカット #じゃがいも
#健康 #近所トラブル #獣害 #業者選び #商品選び #有機栽培 #ビニールハウス #定置網 #刺し網 #延縄 #底びき網 #巻き網 #一本釣り #働き方 #ネット販売 #直売所 #離島 #学校 #相続 #トラクター #休耕地 #出荷 #収穫 #無農薬 #雑草 #イノシシ対策 #シカ対策 #緑肥 #農福連携 #技能実習制度 #特定技能制度 #家族 #新型コロナ #融資 #人材 #法律 #マーケティング #スマート農業 #スマート漁業 #6次産業 #最新機器 #異常気象 #病害虫 #ドローン #流行 #防犯・盗難 #地域 #団体組織 #人間関係 #SDGs #魚食 #市場 #伝統漁法 #保険 #修理 #社会貢献
この続きをご利⽤いただくには
無料のユーザー登録が必要です
当サイトで禁⽌されているコメントや⾏為は、利⽤規約とコメントポリシーで規定されています。コメントポリシーに違反していると思う理由を選択し、問題点をお知らせください。
なお、特定のユーザーのコメントを閲覧したくない場合には、ユーザー単位で⾮表⽰に設定することが可能です。
※報告していただいた内容が、YUIME Japan以外の第三者に伝わることはありません。※いただいた報告は、専⾨チームが1件ずつ確認いたします。
野田勇人
特定非営利活動法人れんこん研究会 理事長
レンコンの営利栽培における種まきは、種レンコンが主流です
レンコン栽培におけるレンコン肥大の進み方
レンコンは双子葉植物の植物で、ハスの地下に出来る肥大茎です。地温が8〜10℃に達すると、地下茎先端の頂芽が伸長して節を作りながら伸長していきます。地下茎は分岐しながら伸び、広がっていきます。
レンコン(肥大茎)の肥大は葉の生育が止まる頃からはじまります。葉の伸長が止まり、でんぷんなどの栄養成分の多くが地下茎に蓄積していくことで、肥大が進んでいきます。
葉数が増えたり開花しているときの地下茎は細いのですが、晩生の品種では8月上旬ごろに止葉が出て葉数増加が止まると、地下茎分岐先端部の肥大がはじまり、3~5節の肥大茎(レンコン)が形成されます。
一方、早生品種では地下茎の伸長と平行してレンコンが肥大していきます。
このようにレンコンの肥大は地上部からの養分の転流がカギとなるので、7月下旬頃までの茎葉の成長が収量に影響を与えます。
秋をむかえ気温が下がると葉が枯れて、地下茎の成長も止まり休眠期に入ります。
ハスの生育は25〜30℃で旺盛となり、地下茎の生育適温は茎葉より低い24~25℃前後とされています。
栽培時期や土壌、農具についてはこちらをご覧ください
「レンコンの栽培時期と生育スケジュールを教えて」
「レンコンの栽培に適した田んぼの条件は?」
「レンコンを栽培するのに最低限必要な農具を教えてほしいです」
レンコン栽培の所得と収支についてはこちらをご覧ください
「レンコン栽培は利益がでやすいと聞きましたが、本当に儲けられますか?」
レンコンの種子と繁殖
花の中央にある花托(果托、かたく/花のうち花びら・雄しべ・雌しべ・がく などがつく部分)にある子房が、落花の後に黒変硬化して無胚乳の完全な硬化堅果種子ができます。
ハスの実は厳密にいうと種子ではなく、種子を内包した分果といえます。形は楕円形で、長さは16〜18ミリ前後です。
レンコンの種子は極端に硬いため、発芽を促す措置が必要になります。濃硫酸液中に3時間ほど浸漬して果皮を腐食、軟化させた後に清水で反復洗浄をして播種をする。または、種子の側面をヤスリ等で削ったうえで播種します。
種子は川砂を入れた容器に横に埋没させて水を与え、28℃前後に保てば1週間ほどで発芽します。
このように種子から栽培することも可能ですが、出荷できるサイズになるまでには3年ほどかかります。
種子を発芽させて行う実生繁殖では形質が変化することもあるので、品種改良を目的とする以外には適しません。
よって営利栽培には地下茎から芽を出させる栄養繁殖が主流となっています。
レンコン営利栽培における繁殖
レンコンの栄養繁殖とは、種レンコンの先端の頂芽から地下茎を出し、順次茎葉が発育していくものです。
レンコン栽培の作型には、露地栽培、トンネル栽培、ハウスを用いた促成栽培が挙げられます。
露地栽培
種レンコンを3月中旬から5月上旬に植え付け、春から夏にかけて栽培管理し成長を促します。
早生品種で7月下旬ごろ、中晩生品種で8月下旬から翌春まで順次収穫できます。
露地2年掘り栽培
夏季のレンコン収穫後すぐに種レンコンを植え付け、10月頃までに生育したレンコンを越冬させて、翌年の生育を経て収穫するのが新植法です。
また、春先に植え付けたレンコンを秋季に収穫せずに越冬させ、翌年の生育を経て収穫する据え置き法もあります。
生育期間が2年越しとなり、春先の定植作業がなく、通常の植え付け時期には種レンコンからの成長もあるので7月中旬からの早や掘りが可能となります。
トンネル栽培
トンネルをかけて促成栽培することで、初夏の端境期の出荷が期待できます。
露地栽培に比べ手間も経費もかかることと、関東では土壌がやわらかいためにトンネルの設置自体が困難なのでほとんど導入されていません。
ハウス栽培
大型のビニールハウスに早生品種を2月下旬から3月中旬に植え付けて、5月下旬から7月中旬ごろまで収穫します。
栽培途中で高温障害を受けると収量減に影響するなど栽培難度が高いので、充分な栽培経験がないと難しいでしょう。
露地とハウスの違いや収穫方法についてはこちらをご覧ください
「レンコンの栽培方法が知りたい。植え付けや収穫の時期はいつ?」
「レンコンをハウス栽培したい!栽培方法を教えていただけますか?」
「レンコン栽培では収穫が大変だと聞きましたが、どのような方法で収穫しているのですか?」
種レンコンの入手
レンコン栽培に必要な種レンコンの量は、露地栽培では10アール当たり100キロが目安となります。
一般的なレンコン農家は自家採種を行っており、種レンコンは一般には流通していないのが現状です。
そのため、新規参入にあたり種レンコンを入手するには、レンコン農家から購入する必要があります。
新規参入の際に種レンコンを購入すれば、次年度以降は経営面積の15%程度の専用田を用意すれば自家採種が可能となります。
このお悩みの監修者
野田勇人
特定非営利活動法人れんこん研究会 理事長
私たちNPO法人は、レンコンづくりにあたって直面する様々な問題を解決するためのお手伝いと、レンコンについての幅広い知識を、生産者や一般の方たちに知っていただくことを目的とする団体です。