夏にとうもろこしを育てた畑で、秋からほうれん草栽培を始めようかと考えています。
現在の土壌phは6.0ですが、ここに普通に石灰を入れてほうれん草の種をまいても大丈夫でしょうか?
どれくらいのphが適正範囲なのか教えてください。
夏にとうもろこしを育てた畑で、秋からほうれん草栽培を始めようかと考えています。
現在の土壌phは6.0ですが、ここに普通に石灰を入れてほうれん草の種をまいても大丈夫でしょうか?
どれくらいのphが適正範囲なのか教えてください。
会員登録と⼀緒に公式LINEに登録すると便利です。
業界ニュースやイベント情報などが届きます。
農業や漁業に関する悩みや疑問や不安、
悩みごとについておよせください。
いただいた投稿から選考した相談内容について、
編集部や専⾨家がお答えします。
\1分で簡単会員登録/
相談内容を投稿する頂いたご意⾒やご要望などをサイトの品質や機能向上のために役⽴たせて頂きます。
※匿名のフォームになっておりますので、返信はでき兼ねます。
会員登録すると人材募集の申し込みができます。
人手不足に悩んでいる農家・漁師様に人材支援を行なっています。お気軽にご相談ください。
会員のみ相談を投稿できます
仕事に関する悩みや疑問や不安、悩みごとについておよせください。いただいた投稿から選考した相談内容について、編集部や専⾨家がお答えします。
※回答が掲載されるのは選考された投稿のみです#苔 #茶葉 #セイヨウアブラナ #イワシ #サケ #ズッキーニ #チューリップ #サニーレタス #タコ #わかめ #小松菜 #海苔 #玉ねぎ #キャベツ #エリンギ #カブ #ショウガ #大根 #サツマイモ #ソバ #サトウキビ #あわび #トマト #アサリ #にんじん #シークワーサー #レタス #きゅうり #ネギ #ごぼう #みょうが #白菜 #里芋 #菊 #ナス #ゴーヤ #ピーマン #ほうれん草 #チンゲン菜 #春菊 #アスパラガス #ニラ #にんにく #ミツバチ #ブロッコリー #肉豚 #らっきょう #採卵鶏 #水菜 #ブロイラー鶏 #かぼちゃ #空芯菜 #さやいんげん #シラス #イワナ #そら豆 #ヤマメ #ニジマス #さやえんどう #藻 #グリーンピース #大麦 #唐辛子 #カリフラワー #オクラ #ホップ #りんご #てんさい #梨 #ながいも #びわ #レンコン #みかん #スモモ #グレープフルーツ #レモン #金柑 #ライチ #ブリ #梅 #あんず #桃 #さくらんぼ #いちご #ヒラタケ #メロン #舞茸 #すいか #ぶどう #柿 #ハスカップ #キウイフルーツ #ラッカセイ #いちじく #ザクロ #オリーブ #ブルーベリー #パイナップル #フグ #バナナ #マンゴー #アボカド #小豆 #インゲン豆 #小麦 #ごま #米 #大豆 #とうもろこし #プルーン #タバコ #椿 #カーネーション #バラ #ユリ #デルフィニウム #トルコギキョウ #ヒノキ #スギ #ケヤキ #マツ #モミ #しいたけ #たけのこ #栗 #くるみ #肉用牛 #乳用牛 #羊 #馬 #養蚕 #カツオ #マグロ #サバ #サンマ #イカ #かに #鯛 #たら #タチウオ #ヒラメ #カレイ #アジ #ウナギ #ドジョウ #コイ #アユ #金魚 #エビ #スッポン #牡蠣 #ホタテ #マスカット #じゃがいも
#健康 #近所トラブル #獣害 #業者選び #商品選び #有機栽培 #ビニールハウス #定置網 #刺し網 #延縄 #底びき網 #巻き網 #一本釣り #働き方 #ネット販売 #直売所 #離島 #学校 #相続 #トラクター #休耕地 #出荷 #収穫 #無農薬 #雑草 #イノシシ対策 #シカ対策 #緑肥 #農福連携 #技能実習制度 #特定技能制度 #家族 #新型コロナ #融資 #人材 #法律 #マーケティング #スマート農業 #スマート漁業 #6次産業 #最新機器 #異常気象 #病害虫 #ドローン #流行 #防犯・盗難 #地域 #団体組織 #人間関係 #SDGs #魚食 #市場 #伝統漁法 #保険 #修理 #社会貢献
この続きをご利⽤いただくには
無料のユーザー登録が必要です
当サイトで禁⽌されているコメントや⾏為は、利⽤規約とコメントポリシーで規定されています。コメントポリシーに違反していると思う理由を選択し、問題点をお知らせください。
なお、特定のユーザーのコメントを閲覧したくない場合には、ユーザー単位で⾮表⽰に設定することが可能です。
※報告していただいた内容が、YUIME Japan以外の第三者に伝わることはありません。※いただいた報告は、専⾨チームが1件ずつ確認いたします。
渡會那央
わたらい農場 代表
酸性を嫌うほうれん草、ほうれん草栽培に向く土壌phは「6.3∼7.0」
ほうれん草と土壌ph
まずはほうれん草栽培に重要な、土壌phの基礎知識について確認しておきましょう。
ほうれん草が育つのに最適な土壌酸性度は「6.3〜7.0」です。資料によっては「6.0〜」や「〜7.1」も許容する場合があります。
いずれにしても中性(6.0~8.0)の範囲内にあたります。
酸性の土壌ではほうれん草は生育しない
phが「6.0」よりも小さい値を示す土壌は「酸性土壌」です。
ほうれん草は酸性土壌では生育しません。その理由を説明しましょう。
ほうれん草に酸性土壌はNGの理由
ほうれん草が生育不良を起こすのは「ph5.5」以下の環境です。
ph5.5以下では、以下のような事態を引き起こします。
1、土の中にある、生育に必要な栄養分が根から取り入れられなくなる
2、ほうれん草にとって有益な、土壌中に生息する微生物の活動が起こりにくくなる
3、土壌中のアルミニウムがほうれん草の中に溶け出して、毒性が作用しやすくなる
何もしない土は酸性寄りになる
日本の雨水はph5.6程度で「弱酸性」にあたります。
日本は雨が多い気候のため、特に手を加えていない土は、降雨の影響で酸性寄りになる傾向があります。
また溶岩や火山ガスの成分が酸性なので、火山灰が含まれる土は酸性度が高くなる可能性もあります。
酸性土壌に播種するとどうなる?
もし仮に酸性土壌にほうれん草の種をまいてしまった場合はどうなるのでしょうか。
たとえ発芽しても、本葉(ほんよう=発芽後最初に開く細長い形の葉の、次に現れる丸い葉)が2~3枚展開する頃に、黄色く変化してそれ以上は育たなくなってしまうことがあります(=立ち枯れ)。
また、葉先が細長くなる傾向にあります。
このような事態を招かないために、栽培前に必ず土壌調整を行っておきましょう。
播種時期や発芽のコツについてはこちらをご覧ください
「ほうれん草栽培の播種する時期はいつ頃?方法やコツも教えてほしい」
「ほうれん草が発芽しないのはなぜ?上手に発芽させる管理方法は?」
ほうれん草畑のph調整のやり方
続いて、ほうれん草畑のphを調整する手順を3段階で紹介します。
1、土壌分析を受ける
土作りを始める前に、畑の土の状態を詳しく知ることをおすすめします。
土壌分析や土壌診断を受けると、酸性度のほか、残留している肥料成分のバランスや生育障害の原因、その土に農産物を育てる生産力がどれだけあるのかが、数値で導き出されます。
与える肥料成分の配合も、この結果に沿って判断すれば失敗のリスクを減らせますが、一部の土壌だけでなく、何ヶ所かに分けて分析をとることも大切です。
土壌分析は、地域のJAやホームセンターなどで受け付けているので、初めてほうれん草を育てる場合はぜひ相談してみてください。
2、土作りの時期
土作りを行う時期は、種まきから1カ月前を目安にしましょう。
また同じタイミングで、堆肥(たいひ=糞などの有機物を微生物の力で分解した農業資材)を入れても良いです。
完熟堆肥(かんじゅくたいひ=有機物を十分に発酵・分解したもの)を選んでください。
肥料を入れるのはそれから2週間後くらいという農家が多いです。
3、石灰を混ぜ入れる
ph調整のためには、石灰を土壌に混ぜ入れます。
石灰をまく前に、土は十分に耕しておきましょう。
適切な分量を畑全体にまんべんなく散布し、すぐに鍬(くわ)や耕運機などで混ぜ合わせてください。
散布量が少ないと効果がほとんど出ませんので、節約せずにしっかり散布する事が大切です。
石灰は直接肌に触れると炎症を起こすことがあるため、手袋やマスクを装着して作業します。
粉状の石灰の場合、飛散から目を保護するため、ゴーグルを着用すると安心です。
石灰の役割や効果についてはこちらをご覧ください
「ほうれん草栽培で石灰は必要?効果と正しい使用方法は?」
基本的な栽培方法や栽培特性についてはこちらをご覧ください
「ほうれん草の栽培の大まかな流れと、うまく育てるコツや注意点を教えてください」
ほうれん草栽培におけるph調整の注意点
最後にほうれん草畑のph調整を行う際の注意点について確認しておきましょう。
石灰は「苦土石灰」がおすすめ
石灰には、アルカリ度が高い順に「消石灰(しょうせっかい)」、「苦土石灰(くどせっかい)」、「有機石灰」などの種類があります。
アルカリ度が高いほど効果が現れるスピードは速まります。
慣行栽培で一般的によく使われるのが苦土石灰です。
石灰由来のカルシウム成分だけでなく苦土(マグネシウム)も含み、多くの作物にとってバランスが良く、使いやすい農業資材です。
分量は「1㎡あたり100~150g」を基準にしましょう。土壌分析の結果も考慮した上で、最適な比率・量を算出してください。
ほうれん草栽培に適した土壌についてはこちらもご覧ください
「ほうれん草栽培の土はどう作る?土壌調整で気をつける点を教えて」
このお悩みの監修者
渡會那央
わたらい農場 代表
長野県八ヶ岳のふもと標高1100mの高冷地 小海町で農業に携わり11年。3月〜11月まで、主にほうれん草を栽培・出荷し、そのかたわら花豆の栽培・出荷も行っています。 『人づくり、土づくり、ものづくり 耕福農業』を理念に、人が育つ環境づくり、野菜が育つ環境づくり=土づくり・堆肥づくりに注力し、エコファーマーの認証も取得し、安全安心でまごころ込めた野菜づくりを行っています。