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規格外のいちごを自動販売機で売ってみたい

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規格外のいちごを自動販売機で売ってみたい

夫婦2人で、いちごをビニールハウスで育てています。農協を通して売る「系統出荷」やJA直営のスーパーへ出荷していますが、味は美味しいけど形が不揃いで、出荷できないいちごもあり、もったいないなぁと感じています。

畑の横には2、3台分の駐車場があり、自販機を数台を置いても大丈夫なくらいのスペースもあります。道路に面し、交通量もそこそこあるので、規格外のいちごを自動販売機で売ることはできないかと思っています。

他の地域をドライブしていたときに、卵の自動販売機やお米の自動販売機は見かけたことがありますが、いちごは鮮度も大事なので、自動販売機という売り方で大丈夫か、また自動販売機の設置費や電気代なども含めてきちんと黒字になるのかという点が気になります。

いちごや、いちごに限らず野菜・果物を自動販売機で販売している・販売していた農家さんの実例が知りたいと思っています。

採算が取れるかどうかと、農産物を自動販売機で売る上でのコツを教えていただけないでしょうか。
(栃木県・影山さん/仮名・60代)

倉野佳典

伊勢苺園 代表

手売りから自販機に変えて、農作業に集中できるように。導入の目的を考えましょう

私は三重県の伊勢市でいちごを栽培しています。2019年に農場に中古の自動販売機を設置したところ、お客様から好評をいただきました。

2019年以前は共同出荷がほとんどで、一部地元の飲食店とケーキ屋さんに卸すだけでした。しかし、点在していた畑を一カ所に集めてビニールハウスを設置したことをきっかけに、農園の隣で直売所を始めてみたいと考えたのです。

最初は手売りでやっていましたが、作業中にお客さんが来ると、作業を止めて対応をしなければならない課題がありました。そのため、作業の効率化や省力化をしたいと思い、自動販売機を導入することにしました。

具体的なコストと収益は公表できませんが、自販機は販売してくれる業者をインターネットで調べて購入しました。現在は月に1,000パックほど売れています。値段はシーズンによって変えていますが、1パック500円前後。お客さんは、主に地元の人や観光客です。1年のうち販売できる期間は6カ月と考えて、数年で元が取れる計算です。

故障もあったので、2021年新たに飲料用の自販機をベースに、いちご柄にオーダーメイドした自動販売機を導入しました。導入にかかった費用に見合うかどうかというのは、考え方次第だと思います。

私の場合は「地元に必要とされる農園」を理念にやっていますので、メディアにも取り上げられましたし、導入コストに見合うものであったと考えています。

しかし、機械には故障がつきもの。さらに手間をかける羽目にもなります。また、紙幣や500円硬貨が新しくなると機械も変えなければなりません。

機械の誤作動、お客さんの押し間違い、こちらの補充ミスなどもあります。当園では関東にある会社から自販機を購入しましたが、距離もあるので、土日、連休を挟むと修理に来てもらうにも時間がかかりました。すぐに見てもらえないのも覚悟した方が良さそうです。

でも、売れるととても嬉しいですよ!

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