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祖父から3代にわたって食用米と飼料用米を作っています。父の代までは食用を主体に作っていたものの、減反政策で飼料用米を減らした分、ほかの作物に振り替えようと考えていました。
しかし、「田んぼをそのまま使えるから」と飼料用米を増やしていった結果、今では比率が逆転して、主に牛の配合飼料用となる米を主体とするようになりました。
飼料用米を増やすことにした大きな理由としては、補助金が高額なこともあります。しかしこうなってみて思うのは、確かに家計としては潤っているものの、「日本の食料事情を担っている」という使命感が薄れてしまったような気がして……。
とはいえ、世界的な人口増を受けて飼料用作物の需要は増えているという報道も目にしているので、それが本当であれば「求められているものを作っている」という充実感はあります。これから先、飼料作物の需要はどうなっていくのでしょうか？
また、「低糖質ブーム」なので、糖質の少ない葉物野菜で流行りそうなものに転作したほうがいいかもしれないとも思っています。その場合、おすすめの作物はありますか？
（群馬県・戸塚さん/仮名・50代）
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仲野真人
株式会社食農夢創 代表取締役
米づくりは重要な産業。飼料米も食料自給率の貢献に繋がっています。
まず、米の考え方についてお話させてください。日本にとって「米」は主食であり伝統文化でもありますから、昔から米づくりは重要な産業であるという位置づけは変わりません。
一方で、日本の高齢化・人口減少、また嗜好・消費行動の変化（パンや麺類などの小麦食）によって米の消費行動が変化しているなかにおいては、厳しい状況に置かれていることは確かです。
その解決策として飼料米づくりがあるわけですが、確かに今は補助金に支えられています。
しかし、日本のカロリーベースでの食料自給率が38％であることの原因は畜産飼料を輸入に頼っていることが一因であり、その飼料を作るという意味では飼料米づくりも食料自給率の貢献に繋がっています。
ですからあくまで個人的な意見ですが、食用であっても飼料用であっても、米づくりが日本の食を支えるということに対する使命感は変わらないと考えています。
もう一点「転作した方が良いかもしれないのでおすすめの作物はあるか？」という質問に対しては、「品目として回答するのは難しい」というのが回答です。
その理由は、米農家だけでなく多くの野菜農家も市場価格に左右されてしまっているからです。
そうしたなかで、前年に相場が良かった品目に切り替えていく農家が少なからずいるわけですが、そうすると供給量が増えて「需要と供給」のバランスが崩れ、単価が下がり市場価格も下がる……という連鎖を繰り返しているのが実情です。
ですから、流行りの品目に転向するのではなく、価格競争に巻き込まれない品目を探すという観点で探した方が良いかもしれません。
例えば、機能性が高い品目（スーパーフード系）や、その地域では作られていない品目、またレストランのシェフやバイヤーが求めているニッチな品目（ヨーロッパ野菜やアジアン野菜）などをリサーチしてみることをおすすめします。
はち
初めましてこんにちは、
東京で小さなお米屋さんをしているものです。
現在は仲介業者を通してお米を販売しています。
販売実績としましては地元、小学校や中学校の給食や近隣住民へお米へお届けしています。
また新しく他学校への仕入れが決まり、お米の仕入れ値を見直してあるのが現状です。
近年お米の価格が上がっている事から仲介業者を通さず、直接お米の生産者さんと、やり取りが出来ればと思い、連絡を取らせていた抱きました。
たけ
初めまして。
古々々米またはくず米等お持ちでしょうか。もしまだ保管されている古米がありましたら買取らせて頂きたいです。どの位の量をお持ちでしょうか。1ｔ位〜全国何処へでもトラックで取りに伺います。また、もし大量在庫をお持ちの農家さんがいらっしゃいましたらご紹介頂けますと有難いです。