菊やカーネーションなどの切り花をメインに育てている花卉農家です。
新たにバラの栽培を始めたいと思っているのですが、肥料やけや土壌の保肥力が落ちないかと心配で、肥料の濫用は避けたいと考えています。
そんな時、たまたまチラシで「フルボ酸」が紹介されていて、本当に効果があるのか気になっています。
バラの栽培に使っても問題ないものなのでしょうか?
(茨城県・新田紗英さん/仮名・30代)
菊やカーネーションなどの切り花をメインに育てている花卉農家です。
新たにバラの栽培を始めたいと思っているのですが、肥料やけや土壌の保肥力が落ちないかと心配で、肥料の濫用は避けたいと考えています。
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八木拓美
ローズベリーファーム
私はフルボ酸という資材ではありませんが、3種の土壌改良材を使っています
正直、フルボ酸という資材を使ったことはありません。
私としては、微生物群が土の中の有機質を分解し、ホクホクとした黒土を生成する働きを促進させる資材といった認識です。
ちなみに私はフルボ酸という資材ではありませんが、ブイエス科工という会社の「VSあかきん®︎」「VSトリコ」「VS34」という3種の土壌改良材を使っています。
こちらの資材の感想は、かなり分解も促進して、落下した果実の腐敗した臭いも抑えられているように感じます。
株周りについても放線菌などが増えたように感じます。
どうしても微生物群の話は概念的な話になってしまうので、土の中の固有物が何パーセント向上した!という話はできませんが、それでも3年ほど微生物群の資材を使うと土に変化が見られると思います。
水耕栽培ではない場合、使ってみる価値は十分にあると考えます。
補足ですが、ブイエス科工の担当者さんいわく「微生物の量が多い土壌では規定量より少ない肥料でも同等の効果が得られる」とか。
植物の吸収効率が上がるという話を伺っています。