大阪府の農村集落で、毎日、稲作に励んでいます。
私は50代後半ですが、地元の農業地域ではかなりの若手で、地域の用水路の管理を任されています。
雨が降れば水があふれていないか確認に行き、雨が少なければ川水の量を増やしたりと、毎日細かに様子を見に行かなければなりません。
悪天候が続くと「ちょっと見て来い」と近所の諸先輩方から催促の電話が続き、なかなか大変な思いをしています。
昔ながらの土地柄で、若手の自分から「交代制にしたい」などとは言えず。とはいえ、自分もそこまで若くないので、この負担をできる限り減らせれたらと思っています。
他の地域では用水路の調整をどのように上手く回しているのでしょうか?遠隔で操作できるシステムなどはありますでしょうか?
良い例があれば、ぜひ教えていただきたいです。
(大阪府・石本雄二さん/仮名・50代)
小平真李
株式会社farmo
遠隔で水位の確認ができるシステムもあるので、検討されてみては?
ほかの地域でも、ご質問者と同じような方がいらっしゃいます。皆さん同じような悩みや課題をお持ちで、大変お辛いのではないかと思います。
ですが、現状、用水路の調整を上手く回してらっしゃる方は、私どもも存じ上げません。
しかし、そうした悩みに応えて、弊社では遠隔で用水路の水位確認ができるシステムを開発し、提供しています。
毎回水位を確認に行く手間がなくなり、農家さんの負担軽減になると思いますので、是非参考にしてみてください。
システムの仕組みは、水位センサーを購入していただき情報を登録すると、スマートフォンからいつでも水位を確認することができるようになります。
もちろん、複数の水位地点を登録することが可能です。水位の状態は画像と数値で表示され、水位の推移をグラフ化したデータで見ることもできます。
新潟県内で導入した事例をご紹介します。ブラウザ上で表示されるのは、以下のような画像です。
導入費用ですが、水路の水位センサー(通信機)1台につき税別60,000円です。
現状通信できるエリアに制限があるので、ファーモの通信エリアマップをご確認いただき、エリア内の場合には即日ご利用いただくことが可能です。
対象エリアでない場合は、ご相談いただければ通信可能になるよう対応いたします。
その他、弊社では田んぼの水管理用の水位センサーも提供しており、付属品の給水用のホースを取り付けると、自動給水や止水もできるシステムとなっております。
こういったシステムの導入をお考えになってみてはいかがでしょうか?お悩み解決の一助となれば幸いです。