京都府で小豆農家をしています。栽培面積は120アール程度です。
私はほとんど小豆しか育てていないため、同じ圃場で3年以上、同じ小豆を連作することがあります。
3年以上小豆を連作した場合は、1年間畑を休ませるようにしています。
しかし、最近になって連作障害と思われるセンチュウ害や土壌病害が発生するようになってきました。
そこで輪作しようと考えているのですが、小豆の栽培時期とかさならず栽培できる緑肥を教えてください。
(京都府・佐々木さん/仮名・30代)
京都府で小豆農家をしています。栽培面積は120アール程度です。
私はほとんど小豆しか育てていないため、同じ圃場で3年以上、同じ小豆を連作することがあります。
3年以上小豆を連作した場合は、1年間畑を休ませるようにしています。
しかし、最近になって連作障害と思われるセンチュウ害や土壌病害が発生するようになってきました。
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和田美由紀
雪印種苗株式会社研究開発本部
小豆の播種前にできるマメ科の緑肥作物がおすすめです
小豆の播種は6月以降かと思うので、春まき緑肥をご紹介します。
3月中旬頃(積雪があるなら融雪後)に、クリムソンクローバ「くれない」、若しくはペルシアンクローバ「まめ小町」を播種します。
どちらもマメ科の緑肥作物で、地力増進効果がありながら、ダイズシストセンチュウの抑制効果も兼ね備えている緑肥です。
80日程度栽培させたあとすき込めば小豆に繋げられるので、小豆を休ませることなく導入できます。
マメ→マメへの連作になることに不安を感じるかもしれませんが、クローバ→大豆、枝豆など多くの事例で連作障害の報告はありません。
10年以上、マメ科緑肥と大豆を輪作している方もいらっしゃるほどなので、問題はないと思います。