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「酪農はしなくていい」と言われて結婚したのに約束が違う。どこに相談すればいい?

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「酪農はしなくていい」と言われて結婚したのに約束が違う。どこに相談すればいい?

北海道の酪農家に嫁ぎ、1代目の義父、2代目の夫と一緒に酪農経営をしています。

話は私が夫から結婚を申し込まれた時までさかのぼります。「酪農の仕事はしなくていい。家のことだけやってくれればいい」と言われ、当時まだ若かった私は夫の言葉を鵜呑みにして、酪農家に嫁ぎました。

プロポーズのときには酪農の仕事はしなくていいと言っていたにもかかわらず、いつの間にか少しずつ酪農の仕事を手伝わされるようになり、今や働くのが当然という態度。

まるで「タダ働きさせられる従業員」という扱いです。朝早くから手伝いに駆り出されてこき使われ、夜は家事や育児に追われる毎日で休まる時がなく、心身ともにボロボロになっています。

子供たちのためにも離婚はしたくないのですが、このままでは肉体的にも精神的にも耐えられそうにありません。

せめてどこかに相談できるところがあれば、気持ちが軽くなるのではないかと思っています。適切な相談場所を教えていただけないでしょうか。
(北海道・中村沙織さん/仮名・20代)

太田明子

北海道女性活躍支援センター/太田明子ビジネス工房

ひとりで抱え込まずにまずは連絡を!必要に応じたサポートを受けましょう

質問者さまがお住まいの北海道は、国内でも酪農の盛んな地域ですよね。

結婚に対する考え方が昔とは変わってきていますので、北海道の酪農家でも例外なく、お嫁さん探しに難航しているところが多くなってきています。

定住者を増やしたい道からの委託を受け、婚活〜その後の生活まで手厚くサポートしている団体がある地域もありますが、農村に嫁いだ女性の支援体制は同じ北海道でもエリアによって異なります。

まずは、質問者様がお住まいのエリアで受けられるサポートがないか、確認してみてください。

北海道女性の活躍支援センター」には、道内で暮らす女性からライフステージの変化に伴うさまざまな相談が寄せられています。

匿名・匿住所で利用でき、幅広い経験を持つ女性支援員が「女性専門のコンシェルジュ」として皆さまの相談にのっています。

「 農家に嫁いだけど、悩みを相談できる人がいない」という質問者さまと同じような悩みを抱えている女性は意外と少なくありません。私たちが解決策を一緒に考えていきますので、ひとりで抱え込まず、ぜひお気軽にご連絡ください。

例えば、誰かに愚痴を話すだけで心が楽になることがありますよね。堅苦しく考えず、思い詰めてしまう前にまずは電話をかけてほしいです。

相談は匿名・無料ですので、安心してご利用いただければと思います。悩んでいるのはあなただけではありません。必ず親身になって話を聞きます、一緒に解決策を探しましょう。

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