イチジク栽培に挑戦していますが、冬支度のために、イチジクの木には稲わらを被せています。
先日その作業をしていたところ、稲わらに湿気でカビが繁殖していることに気づきました。
新たに稲わらを入手すると、コストもかかってしまうので、できればそのまま使用したいと考えています。
しかし、稲わらのカビが原因でイチジクが病気にならないか心配でもあります。
カビが生えた稲わらを、冬支度のために使っても、問題ないでしょうか?
(兵庫県・宮川さん/仮名・20代)
イチジク栽培に挑戦していますが、冬支度のために、イチジクの木には稲わらを被せています。
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橋本純子
株式会社アンファーム 栽培担当
いちじくの防寒用に使う稲わらのカビ繁殖には要注意!不織布などで代用して
カビが繁殖しているものは出来るなら使用しない方が良いと思います。
例えば完全に乾燥して既にカビが死滅したものなら、百歩譲ってOKと言いたいところですが。
おそらく樹に、こも掛けのように巻いてご使用されると推測します。
これを人に例えると冬の間、体にカビが付いた服を着てるイメージになってしまいますよね。
で、樹もカビが付いてるものは望まないであろうし、雨や雪で濡れて余計にカビが増殖して繁殖する危険性もあります。
よって、樹本体に巻くものとしては望ましいとは言えないです。
稲藁の新しいものが手に入りにくいのであれば、不織布などを代用品にされるのもおすすめです。
カビが繫殖してしまった稲藁は日光でしっかり乾燥させてから、草抑えや有機物マルチの代わりの敷き藁として再利用されてみてはどうでしょうか?
最近は稲わらはなかなか手に入りづらいので、うらやましい限りです。
是非再利用して土づくりに役立ててください。