ズバリ、結婚について焦りが出てきました。今年で40を迎えた農家の長男、もちろん両親と一緒に農業をやっているので同居です。
完全無農薬の野菜作りをモットーとして、仕事には真面目に取り組んでいますが、休みはほぼなし。
妹がいますが、15年前に隣の市へ嫁いでいるので、たった一人の跡取り息子という状況です。
埼玉に住んでいますが自然の多い地域で、車で15分ほど行けば、映画館が入っている大型のショッピングモールがあります。
衣食住すべてまかなえる町だと自分では思っていますが、大宮や川口と比べると見劣りはしてしまいます。
学生時代は彼女もいましたが、家の仕事をしだしてからは農業仲間と飲み歩くぐらいで、気付けば自分だけ独身。
友人から結婚を勧められますが、具体的な出会いはありません。
「どうせ俺なんて」とやや諦めムードでしたが、50代で独身の農家さんを見ていると、今が最後のチャンスなのでは?と考えるようになりました。
一念発起して婚活をしたいのですが、恥ずかしながらやり方がわかりません。
若者たちのように、婚活アプリを使ってみるのがよいのでしょうか?
(埼玉県・大倉さん/仮名・40歳)
野澤みゆき
あぐりマッチ 婚活アドバイザー
婚活アプリを軸に、相談所や婚活パーティも活用してチャンスを増やしましょう!
かつては、婚活イベントが異性と出会うための一番よい方法だったのは間違いありません。それが、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは初めての相手と対面しにくくなり、現在では婚活アプリを利用した出会いがベストなシステムになったといえそうです。
正直に申しまして、従来のような結婚相談所ですと、40代男性の農家さんを選ぶ女性はごく稀と言わざるを得ません。さらに、結婚相談所では入会金や手数料などの負担がありますし、うまく結婚が決まっても成婚料金が発生します。しかし、アプリなら無料で利用できるプランもあり、手軽に始められるという利点があります。
婚活系のアプリにもいろいろありますが、農家ならではのメリットやライフスタイルをアピールしづらいのが問題です。農業に特化した婚活アプリの「アグリマッチ」では、プロフィール写真へのアドバイスや、SNSのようなコミュニケーション機能もあり、婚活初心者の方でも安心して参加できるのではないでしょうか。
プロフィールでは、家族と同居なのか別居なのか、農業法人か個人経営かなどの条件についてもきちんと記しておきましょう。そうすればミスマッチが起こりにくく、自慢の農産物や無農薬栽培などでのアピールもできます。
こうした婚活アプリを使いつつ、チャンスを広げるために結婚相談所や婚活パーティーも利用しながら、理想のパートナーを探してみてはいかがでしょうか。