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インターネットで販売を開始しましたが、野菜をおいしい状態で届けるコツは?

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インターネットで販売を開始しましたが、野菜をおいしい状態で届けるコツは?

北海道で農家をしています。最近、インターネットで野菜の販売を始めました。

商品は季節によって多少変わりますが、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、いんげん、えだまめ、ししとう、ほうれん草などです。

そこで気になっているのが「どうすれば少しでもおいしい状態で発送できるか」ということです。

お客様の注文内容に合わせて、葉物、果菜、根菜、豆など、保存条件が異なる野菜を同時に発送する必要があります。

どの野菜もできる限り品質を落とさずに発送する梱包方法やコツがあれば教えてください。
(北海道・田中加奈子/仮名・50代)

食べチョク

株式会社ビビッドガーデン

保存条件が異なる野菜の発送ポイントは、温度と湿度です!

私たちは、こだわり⽣産者さんから直接⾷材や花を購⼊できる産直通販サイト「食べチョク」を運営しています。

通信販売でお野菜などを出荷される生産者さんは、お届けまでの温度・湿度対策など行い、出荷に取り組まれています。

実際に保存条件が異なるお野菜を扱う生産者さんに、できるだけ品質を保って発送するにはどうすればよいのか伺ったので、ぜひご参考ください。

まず傷みやすい葉物や果菜の収穫は、気温が上がる前の早朝に済ませ、朝どりしたものはその日のうちに発送します。

収穫後は丁寧に洗い、泥や虫による劣化を防ぎます。きれいに洗浄した野菜はそれぞれに適した方法で梱包されていきます。

例えば葉物野菜は鮮度保持に最適なボードン袋、芋類は新聞紙、根菜類はFG袋という鮮度保持袋に入れ、それぞれ最適な状態をキープできる方法があるようです。

葉物や果菜も、同じ箱に入れる場合はクール便で発送すると外の温度・湿度変化の影響を受けにくく、採れたてに近い新鮮な状態でお届けすることができます。

サツマイモやジャガイモなどの芋類は10度以下の冷たい温度が苦手なため、13度以上の常温での保管が望ましいです。

ただ1日〜2日ほどの冷蔵保管であれば問題はなく、むしろ糖化が進みちょうど食べごろになるという利点もあるので、配送中程度であればさほど気にする必要はなさそうです。

また、発送前にも工夫できることがあります。

栽培過程で硝酸帯窒素を極力利用しないようにすると、日持ちの良い野菜に育てることができるそうですよ。日本中においしいお野菜がお届けできるよう、相談者様の取り組みを応援しています!

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