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地元の農業を途絶えさせないよう後継者になりたいが、譲ってくれる人の探し方がわからない

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地元の農業を途絶えさせないよう後継者になりたいが、譲ってくれる人の探し方がわからない

大阪府在住の40代専業農家です。主に泉州たまねぎなどの大阪産ブランド野菜を作って、地元の販売所やスーパーに卸しています。

家業の農業を継いで10年ほど経ち、ようやくいろいろと慣れて、少し余裕ができるようになりました。

いまは自分が育てる野菜が立派に成長することが何よりの楽しみで、今後も意欲的に色んな野菜を育て、地元の農業を盛んにしていきたいです。

しかし、最近は跡継ぎなどの問題で、農地を手放す人が増えていると聞きます。これまで築き上げてきた地元の農業を途絶えさせないため、そういった土地を新たに譲り受けたいと思っているのですが、空いている農地を探すにはどのような方法があるのでしょうか?

トラックがあるので、ある程度は離れた場所でも大丈夫です。
(大阪府・箕輪さん/仮名・40代)

佐藤 雄太

全国農業会議所農地・組織対策部

農地ナビと農地バンクを活用して、合理的な農地の取得を

新たに農地を取得するには、市町村農業委員会から許可を受ける必要があります。取得したい農地が決まっている場合は、まず農地がある市町村の農業委員会に相談しましょう。

農地探しから始めるという場合は、「農地ナビ」がおすすめです。市町村農業委員会で管理している農地情報を全国農業会議所と委託契約を結んだうえで公開しているWebサイトです。

所在地や地図、条件などから希望の土地を検索することができます。

また、「農地バンク」といった借り手がいない農地と耕作希望者とのマッチングサイトもあります。

農林水産省が信頼できる農地の中間的受け皿をコンセプトに2014年から始めた施策で、農地を貸したい人、借りたい人の両者を仲介します。こちらは都道府県ごとに管理されているので、希望の都道府県サイトより探してみてください。

最近はパソコンやスマートフォンを使って、自宅で農地を探すことが可能です。農地法に違反せず合理的に農地の取得をするためにも、こうした窓口サイトをぜひ活用してはいかがでしょうか。

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