稲作農家になり5年ですが、これまでコシヒカリを生産してきました。しかし、周囲の米農家もみんなコシヒカリを栽培しているので、ほかの品種をつくって、直売所で販売しようかと考えています。
しかし、米にはたくさんの品種があり、食味や耐病性、収量などもさまざまで、どれを作ればいいのかわかりません。
おすすめの品種や特徴を教えてください。
稲作農家になり5年ですが、これまでコシヒカリを生産してきました。しかし、周囲の米農家もみんなコシヒカリを栽培しているので、ほかの品種をつくって、直売所で販売しようかと考えています。
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佐々木茂安
日本のお米をおいしくしたい。佐々木農業研究会代表/農業経営技術コンサルタント
その地域の奨励品種または産地品種銘柄等を参考にしましょう
種子の入手と販売先をまず考える
農業としてのお米づくりは、まず売り先を考えることからはじまります。
その次に、種子が入手可能かどうか?苗作りが出来るかどうか?、収穫時期のスケジュールに無理はないか?などを考えて行きます。
近隣で作られている品種であれば、何かトラブルがあった時など、近隣の農家さんにアドバイスをもらいやすいといったメリットもあります。
令和2年における、うるち米(醸造用米、もち米を除く)の品種別作付割合は以下のとおりです。
順位
品種名
作付割合
コシヒカリ
33.7%
ひとめぼれ
9.1%
ヒノヒカリ
8.3%
あきたこまち
6.8%
ななつぼし
3.4%
はえぬき
2.8%
まっしぐら
2.5%
キヌヒカリ
1.9%
きぬむすめ
1.6%
ゆめぴりか
1.6%
あさひの夢
1.5%
こしいぶき
1.4%
つや姫
1.2%
夢つくし
1.0%
ふさこがね
0.9%
あいちのかおり
0.9%
天のつぶ
0.8%
あきさかり
0.7%
彩のかがやき
0.7%
きらら397
0.7%.
令和2年産うるち米(醸造用米、もち米を除く)の品種別作付割合上位20品種
この他に、各都道府県で育成された新しい品種もあります。
また、全国で栽培されている品種は、同じ品種でも例えばコシヒカリでは、収穫が西南日本では8月上旬から収穫がはじまり、東北では10月に収穫を迎えるなど地域毎で特徴が変わります。
表に示している品種は、主食用に栽培されているものが多く、用途別ではこの他に高アミロース米、多収米、飼料用米、酒米、糯米などがあります。
コシヒカリ
日本の主食用うるち米(アミロースを含む米のこと)の作付面積のうち、33%ほどを占めます。
知名度が高く、収量も安定しているというのが特徴です。
いもち病をはじめとする病害の耐病性は低く、倒伏には気をつけなければいけません。
ひとめぼれ
東北で主に作られている品種ですが、沖縄でも作られ全国で広く栽培されています。
耐冷性つまり寒さに強いという特徴が有り、全国で栽培されているので環境適性能力は高いと言えます。
良食味で市場では比較的人気があります。
耐病性、耐倒伏性は、ササニシキとよく似ていますが、栽培地により強弱が異なります。
収穫期は、ササニシキよりやや早く、刈り遅れによる胴割れに注意が必要です。
ヒノヒカリ
ヒノヒカリは暖地での作付を狙って育種された品種です。
主に、九州地方を中心に、西日本で広く作付けされています。
良食味で複数の産地で食味特Aにランクされています。
栽培時期が9月下旬~10月上旬になるよう栽培されるケースが多く、地域の栽培の特徴を知る必要があります。
古い品種なので、耐病性や耐倒伏性は新規の品種に劣り、徐々に新しい品種に変わりつつあります。
収量が多い品種
なるべくたくさん作りたいという農家さんには多収性の品種がおすすめです。
ただし、中には加工専門品種や飼料用米もあり、そのまま食べてもおいしくない品種もあります。
にじのきらめき
にじのきらめきは、2018年に農研機構が開発した品種です。
イネ縞葉枯病に対して抵抗性を持ち、短稈(稲の茎が短く)で倒伏への耐候性に優れています。
コシヒカリよりも玄米収量は15%程度多収で、多肥栽培にすると30%程度収量が多くなります。
ゆきさやか
ゆきさやかは北海道での作付を狙い開発された品種です。
アミロース含有率やタンパク質含有率も低く、登熟期に高温にさらされても食味が落ちにくいとされています。
収量もゆめぴりかと比較して一本分(30キロ)多く収穫できるので、一反当たりの売上向上につながります。
酒米、もち米用の品種
さんさんまる
日本初の直播低アミロース米と呼ばれるのが「さんさんまる」です。
直播栽培米はほとんどの場合、日本酒などの生産に使われ、収量も低くなる傾向にありました。
しかし、さんさんまるは直播用米に比べると1割程度の多収を示し、ゆめぴりかやコシヒカリ並みの食味があります。
草丈も短く、倒伏耐性もあり、いもち病にも強い品種です。
ヒヨクモチ
ヒヨクモチは水稲糯(もち)品種で、ホウヨクと祝糯を交配し、1971年に誕生しました。
作付けは九州に限られていますが、晩生種で、佐賀県で最も多く作付されています。
もち生地に加工した際、固まりにくい特性が消費者から人気で、日本で一番多く生産されているもち米ですが、いもち病への弱さや、収量や検査等級の低下が指摘されています。
このお悩みの監修者
佐々木茂安
日本のお米をおいしくしたい。佐々木農業研究会代表/農業経営技術コンサルタント
滋賀県の改良普及職及び研究職を経て、2014年に「佐々木農業研究会」を設立。農業経営技術コンサルタントとして、栽培技術の指導や農業生産者の自己研鑽活動を支援。会員は秋田から愛媛まで80人。日本水稲品質・食味研究会および日本科学者会議(支部は滋賀県)会員