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養殖業の離職率が高い。昔ながらの漁師気質になじんでもらう良い方法は?

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養殖業の離職率が高い。昔ながらの漁師気質になじんでもらう良い方法は?

長崎県で養殖業の会社に勤めている40代です。現在、アジやサバなどの青魚を中心に養殖していますが、今後、高価格で取引されるマグロの養殖量を増やしていきたいと思っています。

その分人手が必要になるのですが、離職率が高く、人材不足で困っています。仕事が肉体的にハードなことや、休みが少ないことも離職率が高い要因のひとつだと思いますが、一番は人間関係が原因だと思います。

漁師は昔ながらの気質の人が多く、言葉遣いが荒い人もいるので、若い人にはなかなかなじめないようです。慣れればうまく付き合っていけるとは思いますが、その前に辞めてしまう方もいます。どうにか離職率を下げるよい方法はないでしょうか?
(長崎県・市川さん/仮名・40代)

江城嘉一

YUIME株式会社 取締役 人材支援事業統括

できる取り組みから行い、人材の定着を目指しましょう

漁業、農業などの第一次産業は、全般的に人手不足です。高年齢化による引退や、漁業だと気象状況の変化も大きな要因になっています。

また、人材の定着率を上げるには、さまざまな取り組みが必要となります。ただ給与だけを上げても人材は定着しません。対策できるところから行っていきましょう。

まず、月の給与と年収の安定です。言うまでもなく、賃金が不安定な会社では人材は定着しません。また、相応の対価が発生することで、働くモチベーションにつながります。

次に、安定的な労働時間です。長時間労働にならないような工夫と、安定した休日の確保が求められます。

最後に、従業員が主体的に立てたキャリアプランを理解し、支援することです。社員一人ひとりに将来を見据えた具体的な目標を立ててもらい、それを会社として支援していく。そういった取り組みが人材流出のリスク(危険)を下げます。

こういった取り組みを個人で行うのは難しいので、商売(売上)を拡大する必要があったり、短期的に人材が必要な場合は、YUIMEのような人材派遣を行なっている企業に問い合わせると、人手不足を解消できる可能性が高まりますよ。

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