鳥取県倉吉市で露地栽培をしている50代男性です。
最近、イノシシなのか、シカなのか、アライグマなのかわからないのですが、動物が掘った穴が畑に出現し、気になっています。
今後、作物に対して被害が出るのではないか?という心配もあるのですが、単純に動物が好きということもあって単純に気になります。
一度夜に見張ってみたのですが、現れてくれませんでした。
予算は10万円程度しか用意できないのですが、赤外線カメラみたいなもので、動物の様子を監視するシステムはないでしょうか?
(鳥取県・近田仁さん/仮名・50代)
古谷益朗
野生生物研究所ネイチャーステーション
加害動物は被害状況で大体の目星をつけることが可能です
トウモロコシの被害で考えられるのはハクビシン、アライグマ、タヌキ、アナグマなどの中型獣類です。あとはカラスですね。
加害動物は被害状況で大体の目星をつけることが可能です。
・根元から倒され、皮をむいて綺麗に食べられていたら…アライグマ
・根元から倒されているが、一部分しか食べていない。また、実を運んで食べている…タヌキ
・根元を掘って倒されていたら…アナグマ
・斜めに倒され、皮をむいて綺麗に食べられていたら…ハクビシン
・穂先の方から食べられていたら…カラス(※獣類は横っ腹から食べます)
予算は侵入防止対策なのか、カメラなどのシステム費用なのかで変わります。
もし対策費なら、守りたい畑の面積など規模がわからないとお答えできません。
カメラの話であれば自動撮影装置(センサーカメラ)を購入すればよいと思います。
今は安くなったのでネットなどで1万円以下にて購入できます。ただし、あまりに安いのはすぐ壊れますのでご注意を。