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じゃがいもの栽培でメークインだけ褐色心腐病になってしまいます。改善策を教えてください

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じゃがいもの栽培でメークインだけ褐色心腐病になってしまいます。改善策を教えてください

神奈川県の山間部で就農し、3年ほどになります。根菜類を中心に季節の野菜を少量多品種で育てています。年間で30~40品目ほど栽培しています。

まだまだ手探りで栽培している状態ですが、どうしてもうまくいかないのが、じゃがいもです。

イモの中心部分が小さな円褐色になっているというクレームが、年に何回か出ています。

褐色心腐病だというのはわかっていて、「メークイン」で発生しています。

「インカのめざめ」や「レッドムーン」なども作っているのですが、クレームは出ていません。

メークインは他の品種と比べて病気に強いとアドバイスをもらったから育てているのですが……。

褐色心腐病が発生する割合は不明ですが、年に数回必ずクレームが来ます。

中が見えないし、100%キレイなジャガイモを作るのは無理なことなのでしょうか?

それとも、メークインを諦め、違う品種に力を入れていくしかないのでしょうか?改善策を教えて欲しいです。
(神奈川県・遠藤さん/仮名・20代)

山川 理

山川アグリコンサルツ代表、農学博士

メークインは古い品種で病気に弱いので、新しい品種を栽培する方が安全です

サツマイモの場合にも、高温障害によってイモの内部変色が起こります。

高温になると根が微量栄養素要素であるホウ素を吸収できなくなり、細胞が壊死すると報告されています。これが内部が褐色になる理由です。

ちなみに私はマルチを使いません。マルチをすると畝の内部の温度が40度近くになることもありますので。

肝心の高温障害での変色対策ですが、ホウ素の葉面散布が褐変防止に有効だと言われています。

また、内部に空洞ができるのは、高温乾燥によるイモの急激な肥大により内部組織が水分不足になることが原因とされています。

適度な潅水が防止に有効ではないかと考えられます。

男爵薯やメークインは明治時代から日本に伝わってきたもので、とびっきり古い品種です。

どんな作物でも古い品種というものは病気に弱いものです。

専門家が品種開発する場合には病害虫抵抗性を最優先にしますので、新しい品種を栽培する方が安全です。

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