地域ブランド品である「太陽のタマゴ」を栽培したい！新規就農者が参入するには？

YUIME Japan編集部 / 2022.05.20

生産方法

#果樹作 #マンゴー #宮崎県

文字サイズ

拡大標準

宮崎県在住で、農業に興味があり新規で農場経営を検討しています。

宮崎県では高級マンゴー「太陽のタマゴ」が有名ですが、私も大好きで、いつか栽培してみたいなと考えていました。

既にブランディングされた商品を作らせて頂けるのであれば、継続して安定した経営ができるのではないかと考えています。

しかし周りからは、「あのブランドは県単事業だから個人で簡単に参入できないと思う」と言われました。

現在、農家を経営しているわけではないため、JAへの加入や農地の確保などはまだしていません。

このような状況でも、県や自治体などが作った地域ブランドへの新規参入はできないものでしょうか？
(宮崎県・安田陽介さん/仮名・30代)

JA宮崎経済連

JA宮崎経済連　販売流通課

フォローする

栽培をするには、JA組合員になっていただき、JA内のマンゴー部会へご加入いただく必要があります

「太陽のタマゴ」とは、JA宮崎経済連にて商標登録を行っており、宮崎県下のJAで使用が可能となっております。果実が熟しネットに自然に落果するのを待って収穫した完熟マンゴーのうち、糖度15度以上、重さ350グラム以上で、色と形が美しいという基準をクリアしたものだけに許されるブランドで、JAを通じて出荷されています。

マンゴー栽培では苗から栽培した場合でも、収穫可能になるまでに5～6年かかります。

太陽のタマゴ栽培に参入するためには、まずお住いの地域のJA組合員になっていただき、JA内のマンゴー部会へご加入いただく必要があります。

JA組合員の条件につきましては、各JAへお問い合わせください。

いいね（0）

Yさん

「太陽のタマゴ」生産者

フォローする

マンゴー栽培の設備を整えて、農協に卸すところからスタートしましょう

太陽のマンゴーは農協が決めていることなので、私たち農園はただ作っているだけです。

太陽のマンゴーの段ボールもシールも農協が作っています。

条件を満たせば太陽のマンゴーになるので、ただ条件を満たして農協に持っていけば良いです。

あとは、農協がシールをつけて箱に入れて、太陽として出荷されます。

まずはマンゴー栽培の設備を整えて、農協に卸すところから始めると良いですよ。

いいね（0）