アスパラガスをハウス栽培している北海道の専業農家です。夫の父親の代からアスパラを栽培し、かれこれ40年になります。
温度管理にはかなり気を遣っていて、1日に何度も温度チェックをして、気温が上がらないように、または下がらないようにすべて手作業で換気をしています。
長年続けていたので当たり前のように行っていましたが、農家仲間からハウス内の温度を自動で調節してくれる設備があると聞きました。
温度の自動調整までは必要ないのですが、ハウスの温度を遠隔地でも知れるような方法があるだけで作業がグッと楽になるのではないかと思いました。
自宅にいてもハウスの温度が何度なのか常に教えてくれる機能や、希望する一定の温度になったらアラート通知が届くようなシステムはないでしょうか?
(北海道・及川貴美子さん/仮名・50代)
小平真李
株式会社farmo
ハウスの確認作業を定期化できるシステムがあります
弊社では、ハウス内のモニタリングシステムや水田の水位管理といったシステムを開発しています。
今回ご相談の解決法として、弊社の「ハウスファーモ」をご提案させていただきたいと思います。
「ハウスファーモ」は、いつでもどこでもハウス内の環境をスマホで確認できるシステムです。
具体的には、気温・湿度・照度・地中温度・土壌湿度・成長点温度・CO2・飽差を5分間隔で更新しています。
異変時などにアラート通知をしてくれる機能も備わっており、定期的な通知を設定しておけばハウスの確認忘れを防ぐことができます。
また、設置が非常に簡単で、測りたい場所を変えたい時の移動も楽に行えます。
ソーラー発電のため電源不要、リチウムイオン電池使用で電池交換も不要、無駄な電力の消費を抑えているので、雨が2週間以上続いても電源が切れる心配がありません。
データの送信には長距離無線の技術を活用しており、ハウスに電源やインターネット環境がなくても利用できるという点も便利な特徴です。
通信機とハウス内のセンサーが最大で約2kmまでなら利用できますので、ご相談者さんがお住まいの北海道のように敷地面積が広い場所でも長距離通信が可能かと思います。
インターネットが使える環境であれば、最初の通信機代金と製品代金で始められ、2週間の無料お試しも可能です。