ハウスに農業用のゴムマットを敷けば足腰の負担は減りますか？

YUIME Japan編集部 / 2022.02.04

農具・農機具

#商品選び #健康 #ビニールハウス #果樹作 #花き #いちご #静岡県

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ハウスでイチゴを栽培しています。年齢のこともありますが、ここ最近、足腰の疲れがとれなくなってきました。

繁忙期には足のマッサージなどもしていますが、足の疲れがなかなかとれません。そこで、農業用のゴムマットを敷こうかと考えています。

農業用ゴムマットの厚みは5ミリ程度のものが多いのですが、調べてみると厚み15〜20ミリの商品があることを知りました。

値段は高くなってしまいますが、厚いゴムマットを敷けば、足腰の負担は減るのでしょうか？
（静岡県・鈴木さん/仮名・70代）

魚瀬以恵子

有限会社魚瀬ゴム代表取締役副会長

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足腰への負担軽減にはゴムマットにクッションをプラスした製品が有効です

農業用マットはハウスの通路や畑のうねの間に敷いていただき、梅雨や霜が降る時期などの足もとが悪くなる場合の作業効率の向上、一輪車などの運搬器具や農業機械などの移動のスムーズさなどに役立っております。

実際、農業用のゴムマットは、ふわふわとした柔らかい性質のものではありません。

しかし、種苗用ハウスの歩行路や選果場など、硬い地面やコンクリートの上に敷いていただくことにより、足腰への負担や冷えを軽減します。

農作業用ゴムマットの厚さは、5ミリ・7ミリ・10ミリの3種類がありますが、5ミリ厚のものが多く使われています。

厚みが増すほどゴムマットは重くなってしまいますので、女性やご高齢の方には5ミリ厚が移動しやすいようです。

また、厚みに比例して疲労軽減が劇的に向上するわけでもありません。不特定多数の方がいらっしゃる観光農園でも5ミリ厚が使われることが多いです。耐久性の不安もありません。

ご相談者様は70代ですので、やはり足腰への疲労軽減は気になるところでしょう。弊社ではそういった方々のために「疲労軽減マット」という製品を販売しております。

これは5ミリ厚のゴムマットの下に5ミリ厚のクッション性のあるゴムを貼り付けたものです。おもに集荷場などの作業場に敷いていただいております。立ち仕事などの足への負担、冬季の冷えを軽減する効果がございます。