倉庫に眠るトラクタ―やコンバインなどの農業機械を処分したい

YUIME Japan編集部 / 2021.09.29

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北関東地方で代々続く農家をやっています。東京で10年ほど営業職をしていましたが、家業を継ぐためにUターン（地方から都市に移住した人が、再び故郷に戻ること）で就農しました。

米農家を長い間やってきましたが、今は野菜作りがメインになっています。

ウチの倉庫には、トラクターやコンバインなどの農業機械が数台眠っています。すべて、父や祖父が使っていたもので、数年前までは動いていました。今はメンテナンスもしておらず、きちんと動くかもわかりません。

隣接する作業場も手狭になってきたので、今後のことを考えると倉庫を整理し有効に活用したいと思います。倉庫や作業場を使いやすくすることはもちろん、整理や衛生管理は私がやっていかなければいけないと思っています。

父に聞くと、「処分してもいいと思っているが、どうしたらよいかわからない」とのことでした。買取してくれるようなところがあればうれしいですが、処分するにもあまり費用がかかるようだと困ります。
(北関東・小倉さん/仮名・45歳)

トラクターなどは故障でも買取可能の場合あり。有資格者のいる業者を探してみては

弊社では農機具買取を行っており、同様のお問い合わせが多く寄せられています。農機具は産業廃棄物となることが多いので、処分することになると、お近くの産業廃棄物処理業者さんに依頼するのが一般的です。

その場合は、処分する側が相当の費用を負担することになります。

ただ、トラクターやコンバインなどであれば、年式や購入時期によっては高額で買取できる場合があります。

壊れて動かなくなった農機具でも、機種や状態などにより、買取の対象になる可能性もあります。全国でさまざまな事業者が農機具の買取事業を展開しているので、数社をリサーチし、サービス内容を比較・検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに弊社では、農機具査定を倉庫丸ごとでご依頼をいただくこともできます。査定の結果、農機具は買取または引取処分となります。

ちなみに、弊社以外でも査定までなら無料で対応してくれる業者もありますので、まずは一度お近くの農機買取業者などに電話やメールで査定を依頼してみるのが良いかと思います。

また、中古農機の能力と性能を適正に評価し価値を判断する「中古農業機械査定士」という資格制度もあります。この資格保持者がいるかどうかも、業者選びのポイントになるかと思います。