年間通じていろんな野菜を作って地元の直売所に出しています。
毎年、春まきで夏収穫のにんじんを栽培していますが、今年は五寸サイズのものから、大型の八寸サイズのものに品種を変えました。
大型なので株間をこれまでより広めに10cmにして、元肥の堆肥も多めに投入し、追肥は間引きの際に2回行いました。
しかし、それでも根が裂けるものが多く出てしまいました。
五寸サイズの時にはあまりなかったのですが、何が原因でしょうか?
(神奈川県・清水義孝さん/仮名・40代)
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毎年、春まきで夏収穫のにんじんを栽培していますが、今年は五寸サイズのものから、大型の八寸サイズのものに品種を変えました。
大型なので株間をこれまでより広めに10cmにして、元肥の堆肥も多めに投入し、追肥は間引きの際に2回行いました。
しかし、それでも根が裂けるものが多く出てしまいました。
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イチロウのゼロイチ農業(旧さいこうやさい)
大型ニンジンが裂根する理由は株間と急激な肥大にあり。品種と作型で対応を
産地でのニンジン生産は非常に収益性が高く、週品率も高いため収穫していて楽しいですよね。
土質によってかなり作り方に差が出てきますが、今回は砂での生産に対しての回答をしていきます。
1、通常のニンジン栽培の株間と加工用ニンジンの株間について
まず株間についてですが、ニンジンを播種する場合ML中心の栽培では5㎝ではしっかりと追肥も行って最大値でM中心になり、6㎝ではL中心の2Lも結構出てきますね。
大型ニンジンを栽培するということで株間を10㎝にされたということですが、10㎝の株間自体は「悪くありません」が、実は8㎝で、最大1㎏のニンジンを収穫することが可能です。
この場合10㎝で栽培する理由は「早期収獲のため」に早く肥大させることを目的としているから10㎝で行う、と言う考え方のほうがうまくいきます。
その理由は今回問題になっている「裂根が多発」してしまうからです。
ニンジンが裂根する理由としては2つあり、
・ニンジンの根の中心部分よりも外皮のほうが肥大が遅く、裂けてしまう
・充分に充実したニンジンを収穫する際の少しの衝撃で弾けて割れてしまう
という理由があります。
1番目は株間の問題と、急激に水分を吸って肥大が早まり、生育途中で肥大が十分でなくても割れるということになります
ここの解決方法は品種です。
割れに強く、硬いニンジンを選ぶといいですね。
例えばUB401 という品種はとてもいい成績がでていますが、春用ではないため注意が必要です
また、春作自体が難しいです。
気温の上昇が早く雨も多く水分が入りやすいため、割れやすい環境というのがかなり問題として大きいため、品種の選定を繰り返すことと、水分、腐りの対処とかなり厳しいというのが僕の経験です
したがって僕はどうしたかというと、作付け量自体を減らして確実に収穫できる範囲までにした経験があります。
夏作冬収穫のほうが品質がよく収獲も安定し収益も向上します。
2番目は収穫時の問題ですが、こちらは最大値の肥大の1歩手前での収穫を目指すことで解決できます。
2、堆肥と追肥について
春作に関して言えば、できるだけ肥大させたいという思いがありますが、「必要以上に肥大させない対策」がかなり大切になります
具体的に言えば、3Lを目指したいところ、2Lで押さえて収穫するということです。
株間は10㎝でもいいと思います。
ニンジンの先が尖っている未熟な状態でも、2Lのサイズに追いつくことが可能だからです。
一番いいのは、「堆肥を入れない」で育てられるなら肥料のみで2Lを狙った方がいいかもしれないということです。
堆肥を入れることで肥大の効果を望めますが、2Lで押さえたいからです。
堆肥を入れて3Lになってしまうと割れのほうが多くなり、結果的に収穫量が落ちてしまいます
春作で需要が見込めるのは理解できるのですが、非常に難しい環境で育てることになるため、少しずつ安パイな工夫を積み重ねてリスクを減らすことで、結果的に利益を積み重ねていけますので「品種」と「太りすぎ」に着目して栽培してみると今よりいい結果を見込めると思います
逆に夏作冬収穫であれば目指しているような大量収穫、500g~1㎏のニンジンも全然無理ではないので、年間トータルで供給するというお付き合いにすると生産側としてもムリがなく、販売していきやすいですよ。
うまくいくことをお祈りしております。