養殖をやっている20代の漁師です。
いまは水産会社に雇われて養殖の仕事をやっていますが、いつかマグロの養殖にも挑戦してみたいと考えています。
クロマグロの養殖は天然資源の減少もあり、制限がかけられていますが、完全養殖が可能になったら、やってみたいです。
その時のために、少しづつ勉強をしておきたいと思っていますが、マグロは育つまでに何年かかるのでしょうか?
養殖をやっている20代の漁師です。
いまは水産会社に雇われて養殖の仕事をやっていますが、いつかマグロの養殖にも挑戦してみたいと考えています。
クロマグロの養殖は天然資源の減少もあり、制限がかけられていますが、完全養殖が可能になったら、やってみたいです。
その時のために、少しづつ勉強をしておきたいと思っていますが、マグロは育つまでに何年かかるのでしょうか?
会員登録と⼀緒に公式LINEに登録すると便利です。
業界ニュースやイベント情報などが届きます。
農業や漁業に関する悩みや疑問や不安、
悩みごとについておよせください。
いただいた投稿から選考した相談内容について、
編集部や専⾨家がお答えします。
\1分で簡単会員登録/
相談内容を投稿する頂いたご意⾒やご要望などをサイトの品質や機能向上のために役⽴たせて頂きます。
※匿名のフォームになっておりますので、返信はでき兼ねます。
会員登録すると人材募集の申し込みができます。
人手不足に悩んでいる農家・漁師様に人材支援を行なっています。お気軽にご相談ください。
会員のみ相談を投稿できます
仕事に関する悩みや疑問や不安、悩みごとについておよせください。いただいた投稿から選考した相談内容について、編集部や専⾨家がお答えします。
※回答が掲載されるのは選考された投稿のみです#苔 #茶葉 #セイヨウアブラナ #イワシ #サケ #ズッキーニ #チューリップ #サニーレタス #タコ #わかめ #小松菜 #海苔 #玉ねぎ #キャベツ #エリンギ #カブ #ショウガ #大根 #サツマイモ #ソバ #サトウキビ #あわび #トマト #アサリ #にんじん #シークワーサー #レタス #きゅうり #ネギ #ごぼう #みょうが #白菜 #里芋 #菊 #ナス #ゴーヤ #ピーマン #ほうれん草 #チンゲン菜 #春菊 #アスパラガス #ニラ #にんにく #ミツバチ #ブロッコリー #肉豚 #らっきょう #採卵鶏 #水菜 #ブロイラー鶏 #かぼちゃ #空芯菜 #さやいんげん #シラス #イワナ #そら豆 #ヤマメ #ニジマス #さやえんどう #藻 #グリーンピース #大麦 #唐辛子 #カリフラワー #オクラ #ホップ #りんご #てんさい #梨 #ながいも #びわ #レンコン #みかん #スモモ #グレープフルーツ #レモン #金柑 #ライチ #ブリ #梅 #あんず #桃 #さくらんぼ #いちご #ヒラタケ #メロン #舞茸 #すいか #ぶどう #柿 #ハスカップ #キウイフルーツ #ラッカセイ #いちじく #ザクロ #オリーブ #ブルーベリー #パイナップル #フグ #バナナ #マンゴー #アボカド #小豆 #インゲン豆 #小麦 #ごま #米 #大豆 #とうもろこし #プルーン #タバコ #椿 #カーネーション #バラ #ユリ #デルフィニウム #トルコギキョウ #ヒノキ #スギ #ケヤキ #マツ #モミ #しいたけ #たけのこ #栗 #くるみ #肉用牛 #乳用牛 #羊 #馬 #養蚕 #カツオ #マグロ #サバ #サンマ #イカ #かに #鯛 #たら #タチウオ #ヒラメ #カレイ #アジ #ウナギ #ドジョウ #コイ #アユ #金魚 #エビ #スッポン #牡蠣 #ホタテ #マスカット #じゃがいも
#健康 #近所トラブル #獣害 #業者選び #商品選び #有機栽培 #ビニールハウス #定置網 #刺し網 #延縄 #底びき網 #巻き網 #一本釣り #働き方 #ネット販売 #直売所 #離島 #学校 #相続 #トラクター #休耕地 #出荷 #収穫 #無農薬 #雑草 #イノシシ対策 #シカ対策 #緑肥 #農福連携 #技能実習制度 #特定技能制度 #家族 #新型コロナ #融資 #人材 #法律 #マーケティング #スマート農業 #スマート漁業 #6次産業 #最新機器 #異常気象 #病害虫 #ドローン #流行 #防犯・盗難 #地域 #団体組織 #人間関係 #SDGs #魚食 #市場 #伝統漁法 #保険 #修理 #社会貢献
この続きをご利⽤いただくには
無料のユーザー登録が必要です
当サイトで禁⽌されているコメントや⾏為は、利⽤規約とコメントポリシーで規定されています。コメントポリシーに違反していると思う理由を選択し、問題点をお知らせください。
なお、特定のユーザーのコメントを閲覧したくない場合には、ユーザー単位で⾮表⽰に設定することが可能です。
※報告していただいた内容が、YUIME Japan以外の第三者に伝わることはありません。※いただいた報告は、専⾨チームが1件ずつ確認いたします。
中平博史
全国海水養魚協会 専務理事
養殖マグロの育成年数は養殖方式によって半年から4年と変わってきます
マグロ養殖の方式
マグロの養殖年数は養殖方式によって変わってきます。
マグロの養殖方式は主に「短期畜養」「養殖」「完全養殖」に分けられますが、「どこの段階から育てるのか」によって養殖の年数も変われば、養殖方式も変わります。
短期畜養(6~7カ月)
「短期畜養」とは、幼魚から育てるのではなく、成魚のマグロを漁獲し、数カ月だけいけすで太らせて出荷する方式です。
そのため、分類上は養殖ですが、成長過程の9割を自然界で過ごすことになります。
短期畜養では、主に夏場に成魚のマグロを漁獲し、約半年ほどいけすで育てます。
夏場の日本海では多くのマグロが漁獲されますが、この時期のマグロは産卵を終えたばかりで身が痩せているため、肉質が悪く安値でしか売れません。
そこで、半年ほどいけすでエサを与え育てることで、脂がのった肉質になり高値で売れるマグロになるのです。相場も5割ほど高くなります。
海外ではこの方式が主流で、養殖マグロの流通量が最も多いスペインやマルタなどの地中海産のマグロは、この方式で育てられています。
日本では、京都府与謝郡伊根町の養殖マグロは、短期畜養で育てられたマグロとして有名です。「伊根マグロ」のブランドで市場に出荷されています。
他にも島根県の隠岐の島でもこの方式で養殖を行っています。
与える餌やコストについてはこちらをご覧ください
「マグロ養殖の餌代を削減できる方法はある?」
養殖(畜養)(2~3年)
日本におけるマグロ養殖のほとんどが養殖(畜養)方式を採用しています。
畜養とは、天然の稚魚であるヨコワを漁獲して、2~3年程度いけすで育てる方式のことです。
畜養の利点は、成長速度の速さにあります。養殖マグロは、2~3年程度で30kgから50kg以上の成魚に成長します。これは、天然マグロの倍近いスピードです。
他にも、品質が揃っている点や需要に応じて計画的に出荷できること、価格が安定しているなどメリットもあります。
一方、課題もあります。その一つが、天然資源の枯渇です。
畜養は、マグロの幼魚である天然のヨコワを漁獲しそれを育てることで成り立っています。
こうした中、10年ほど前からマグロの需要が増加したため、たくさんの天然の稚魚が漁獲され、マグロの天然資源が減少しました。
そのため、天然の稚魚(種苗)に頼らない完全養殖が求められています。
完全養殖の取り組みについてはこちらをご覧ください
「マグロ養殖の稚魚を人工種苗にできますか?」
完全養殖(4年)
完全養殖とは、人工ふ化した仔魚を親魚まで育て、その親魚から採卵し、人工ふ化させて次の世代を生み出していく養殖方法です。
採卵から出荷までのすべての工程を人工でおこなうため、天然資源に頼らない養殖方式になります。
マグロの完全養殖で有名な近畿大学の養殖場では、ふ化した稚魚が成魚になる確率は約1%と言われています。
この数字は、非常に少ないように感じますが、天然マグロの生存率は2000万分の1の確率といわれており、驚異的な生存率を達成しています。
採卵から出荷まではおよそ4年ほどで、40~60kgサイズに成長します。
マグロは大きいほうがおいしいと言われているため、近畿大学では、今後、育成期間を1年延ばし、5年で70kg以上のものを出荷できるよう検討されています。
養殖方法についてはこちらをご覧ください
「いつか養殖してみたいので、マグロ養殖の仕組みを教えてください」
このお悩みの監修者
中平博史
全国海水養魚協会 専務理事
全国海水養魚協会の専務理事や一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会の理事を務める、魚類養殖業のプロフェッショナル。養殖水産物の輸出や赤潮などの環境保全対策活動にも携わっている。