サバやアジの養殖で餌を自動で与えてくれる機械はありませんか？

YUIME Japan編集部 / 2022.03.08

漁具・船具

#養殖 #最新機器 #スマート漁業 #サバ #アジ #長崎県

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長崎県でサバやアジの養殖業を営んでいる漁師です。

どの地域でも同じでしょうが、うちの漁港でも人手不足に悩まされています。

養殖業の仕事は餌を与えるのが大きな仕事になっています。主に冷凍エビや小女子（こうなご）、原料を膨張させたEP（エクストルーダーペレット）飼料などを与えていますが、こういった作業をする人が足りません。

人手が足りないなら機械でどうにかできないかと思うのですが、餌の量や与える時間を設定すれば自動で餌が与えられるようなものはないでしょうか？
（長崎県・繁田さん/仮名・40代）

佐藤彰子

ウミトロン株式会社

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遠隔で給餌ができる最新機器の活用をご提案します

弊社が開発したスマート給餌機「UMITRON CELL（ウミトロンセル）」は、近畿・四国・九州地方を中心に数十事業者に導入されています。

魚種としては、主に真鯛、シマアジ、サーモントラウトなどで使用されています。

この給餌機は、スマートフォンアプリやパソコンでの遠隔操作が可能で、餌（EP）を補充さえしていれば、生け簀に行かなくても、生け簀のリアルタイム動画を見ながらいつでもどこからでも餌やりが可能です。

また、給餌時間や餌の出るスピードの設定や変更もスマートフォンから遠隔で行うことができます。

また、魚の食欲に合わせて餌を制御するAI（人工知能）も搭載しており、餌やりの最適化に貢献しています。

「UMITRON CELL」を活用した真鯛の養殖事業者との実証結果として、搭載されたAIにより魚の食欲に合わせて餌やりをすることで、無駄な餌の2割を削減できました。

また、従来より少ない餌量でも、スマートフォンなどから遠隔で適切なタイミングで餌を与えることが可能なため、出荷時のサイズや品質を保ちながら、生育期間を1年から10カ月に短縮させることに成功しました。

お困りのことがございましたら、お問い合わせいただければ幸いです。