米づくりをはじめたばかりの農家ですが、穂の一部をスズメが食べてしまいました。
案山子(かかし)は設置していたのですが、あまり効果がなかったようです。
近所の稲作農家さんに相談したところ「スズメは田んぼの雑草の種子や害虫を食べてくれるから、神経質にならなくても大丈夫」と言われたのですが、苦労して育てた稲が食べられるのは、悔しいです。
なんとか対策をしたいのですが、スズメの対策方法を教えてください。
米づくりをはじめたばかりの農家ですが、穂の一部をスズメが食べてしまいました。
案山子(かかし)は設置していたのですが、あまり効果がなかったようです。
近所の稲作農家さんに相談したところ「スズメは田んぼの雑草の種子や害虫を食べてくれるから、神経質にならなくても大丈夫」と言われたのですが、苦労して育てた稲が食べられるのは、悔しいです。
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佐々木茂安
日本のお米をおいしくしたい。佐々木農業研究会代表/農業経営技術コンサルタント
稲作におけるスズメ対策は、視覚や音による防除が有効です
スズメによる被害
スズメによる稲穂の食害は毎年、全国で起きています。スズメは熟した米だけでなく、籾の中でミルク状になっている米も吸ってしまいます。
スズメは有害駆除の対象になっているため、駆除することが可能です。
しかしながら、スズメは田んぼの雑草の種子を率先して食べてくれたり、子育ての時期は害虫や小動物といった生き物も食べてくれる益鳥にもなります。
農林水産省の令和2年度「全国の野生鳥獣による農作物被害状況」によると、被害面積は700ヘクタールで、800トンの被害を出していますが、前年とほぼ同額の被害となっています。
スズメの習性と被害がでやすい時期を理解し、上手に防除することが肝心です。
音による対策方法
スズメには苦手な音があります。その音を周期的に鳴らす装置を設置し、音によってスズメの侵入を防ぐことが可能です。
ただし、スズメは非常に頭のいい動物です。
周期的に鳴る音には、数日間は効果があっても、無害であることをスズメが認識すると、効果が出にくくなります。
そういった場合、スズメが集まっているところに大きな音を立てて追い払う方法もあります。
鳥類を追い払うための爆竹や花火も販売しているので、それらを活用しても良いでしょう。
さらに、鳥獣害防止用の爆音機を使用することも効果的です。しかし、住宅地に近い場所で使用すると騒音苦情が寄せられる可能性もあるため、各市区町村のルールを確認してから使いましょう。
案山子(カカシ)や光による対策方法
スズメは自然界において、決して強い動物ではありません。天敵はカラスやヘビ、ネコなどさまざまな動物がいます。
カカシや光による、視覚的な防除はそんなスズメの警戒心を逆手に取った方法です。
スズメは光るものを天敵の目の光だと認識する習性があります。
そのため、CDを吊るしたり、水をためたペットボトルを田んぼに設置すれば、スズメは天敵がいると錯覚し、田んぼに近寄らなくなる可能性があります。
また、カカシについては人間のように見えて、動きがあるものが効果が高いとされます。
動かず、人間に見えないようなカカシでは、スズメは慣れてしまい、効果がありません。
そのため、カカシの首から電池式のラジオをかけ、関節部分が動くマネキンを設置すれば、あたかも人間が話をしているように見せかけることができます。
数日に一度、カカシの位置や体の動きを変え、頭がいいスズメにも警戒心を与え続けるよう、工夫しましょう。
ドローンによる対策方法
岩手県農業研究センターが、農研機構・農業技術革新工学研究センターとともに、ドローンによる害鳥の追い払いを試みたところ、スズメの被害をなくすことができたそうです。
ドローンを水田の上空2〜3メートルの高さに飛ばし、事前に設定したルートを飛行させます。
この方法で被害に遭いやすい期間(2〜3週間)、1時間間隔で1日に最大8回(1回の飛行時間は約5分)飛ばしたところ、スズメの食害で減収が15%あった水田の被害が、ゼロになりました。
スズメ対策のまとめ
スズメの被害は地域全体の出穂期が揃うと被害が分散され、個々の圃場の被害が減ります。
また、人や車が頻繁に通る圃場は被害が少なく、人通りのない地域で早い出穂の圃場は、被害が大きくなります。
被害が出始めたら、早朝にドローンを飛ばすなど、ここは危険と認識させましょう。
このお悩みの監修者
佐々木茂安
日本のお米をおいしくしたい。佐々木農業研究会代表/農業経営技術コンサルタント
滋賀県の改良普及職及び研究職を経て、2014年に「佐々木農業研究会」を設立。農業経営技術コンサルタントとして、栽培技術の指導や農業生産者の自己研鑽活動を支援。会員は秋田から愛媛まで80人。日本水稲品質・食味研究会および日本科学者会議(支部は滋賀県)会員