ブリの養殖をしている者です。先日、私たちが育てているブリの中に病気になったものがいます。
先輩に相談したところ、獣医師または魚病防疫員に相談するように言われたので、獣医師に診断していただき、抗生物質をエサに混ぜて与えました。
無事に病気が蔓延することなく、事なきを得たのですが、人間と同じように魚にも抗生物質を与えるとは知らなかったので、驚きました。
まだ新米漁師ですが、ちゃんと勉強していきたいので、ブリ養殖で使用している抗生物質の使用基準や安全性、注意点などを教えてもらいたいです。
ブリの養殖をしている者です。先日、私たちが育てているブリの中に病気になったものがいます。
先輩に相談したところ、獣医師または魚病防疫員に相談するように言われたので、獣医師に診断していただき、抗生物質をエサに混ぜて与えました。
無事に病気が蔓延することなく、事なきを得たのですが、人間と同じように魚にも抗生物質を与えるとは知らなかったので、驚きました。
まだ新米漁師ですが、ちゃんと勉強していきたいので、ブリ養殖で使用している抗生物質の使用基準や安全性、注意点などを教えてもらいたいです。
会員登録と⼀緒に公式LINEに登録すると便利です。
業界ニュースやイベント情報などが届きます。
農業や漁業に関する悩みや疑問や不安、
悩みごとについておよせください。
いただいた投稿から選考した相談内容について、
編集部や専⾨家がお答えします。
\1分で簡単会員登録/
相談内容を投稿する頂いたご意⾒やご要望などをサイトの品質や機能向上のために役⽴たせて頂きます。
※匿名のフォームになっておりますので、返信はでき兼ねます。
会員登録すると人材募集の申し込みができます。
人手不足に悩んでいる農家・漁師様に人材支援を行なっています。お気軽にご相談ください。
会員のみ相談を投稿できます
仕事に関する悩みや疑問や不安、悩みごとについておよせください。いただいた投稿から選考した相談内容について、編集部や専⾨家がお答えします。
※回答が掲載されるのは選考された投稿のみです#苔 #茶葉 #セイヨウアブラナ #イワシ #サケ #ズッキーニ #チューリップ #サニーレタス #タコ #わかめ #小松菜 #海苔 #玉ねぎ #キャベツ #エリンギ #カブ #ショウガ #大根 #サツマイモ #ソバ #サトウキビ #あわび #トマト #アサリ #にんじん #シークワーサー #レタス #きゅうり #ネギ #ごぼう #みょうが #白菜 #里芋 #菊 #ナス #ゴーヤ #ピーマン #ほうれん草 #チンゲン菜 #春菊 #アスパラガス #ニラ #にんにく #ミツバチ #ブロッコリー #肉豚 #らっきょう #採卵鶏 #水菜 #ブロイラー鶏 #かぼちゃ #空芯菜 #さやいんげん #シラス #イワナ #そら豆 #ヤマメ #ニジマス #さやえんどう #藻 #グリーンピース #大麦 #唐辛子 #カリフラワー #オクラ #ホップ #りんご #てんさい #梨 #ながいも #びわ #レンコン #みかん #スモモ #グレープフルーツ #レモン #金柑 #ライチ #ブリ #梅 #あんず #桃 #さくらんぼ #いちご #ヒラタケ #メロン #舞茸 #すいか #ぶどう #柿 #ハスカップ #キウイフルーツ #ラッカセイ #いちじく #ザクロ #オリーブ #ブルーベリー #パイナップル #フグ #バナナ #マンゴー #アボカド #小豆 #インゲン豆 #小麦 #ごま #米 #大豆 #とうもろこし #プルーン #タバコ #椿 #カーネーション #バラ #ユリ #デルフィニウム #トルコギキョウ #ヒノキ #スギ #ケヤキ #マツ #モミ #しいたけ #たけのこ #栗 #くるみ #肉用牛 #乳用牛 #羊 #馬 #養蚕 #カツオ #マグロ #サバ #サンマ #イカ #かに #鯛 #たら #タチウオ #ヒラメ #カレイ #アジ #ウナギ #ドジョウ #コイ #アユ #金魚 #エビ #スッポン #牡蠣 #ホタテ #マスカット #じゃがいも
#健康 #近所トラブル #獣害 #業者選び #商品選び #有機栽培 #ビニールハウス #定置網 #刺し網 #延縄 #底びき網 #巻き網 #一本釣り #働き方 #ネット販売 #直売所 #離島 #学校 #相続 #トラクター #休耕地 #出荷 #収穫 #無農薬 #雑草 #イノシシ対策 #シカ対策 #緑肥 #農福連携 #技能実習制度 #特定技能制度 #家族 #新型コロナ #融資 #人材 #法律 #マーケティング #スマート農業 #スマート漁業 #6次産業 #最新機器 #異常気象 #病害虫 #ドローン #流行 #防犯・盗難 #地域 #団体組織 #人間関係 #SDGs #魚食 #市場 #伝統漁法 #保険 #修理 #社会貢献
この続きをご利⽤いただくには
無料のユーザー登録が必要です
当サイトで禁⽌されているコメントや⾏為は、利⽤規約とコメントポリシーで規定されています。コメントポリシーに違反していると思う理由を選択し、問題点をお知らせください。
なお、特定のユーザーのコメントを閲覧したくない場合には、ユーザー単位で⾮表⽰に設定することが可能です。
※報告していただいた内容が、YUIME Japan以外の第三者に伝わることはありません。※いただいた報告は、専⾨チームが1件ずつ確認いたします。
中平博史
全国海水養魚協会 専務理事
抗生物質などの水産用医薬品は2種類あります。基準や注意点に気をつけましょう
ブリ養殖における抗生物質とは?
魚の健康管理を行うことは、養殖魚を育てる上で重要なポイントになります。
ブリも人間と同じように病気にかかります。例えば、代表的なものとしてレンサ球菌症があります。
こうした病気にかかった場合、養殖魚もお医者さん(獣医師)に診断してもらいます。
そして、治療に使用されるのが、抗生物質などの「水産用医薬品」です。
水産用医薬品には大きく分けて二つあります。
一つ目は、病気の予防として用いられる「ワクチン」です。
二つ目が病気の治療を目的に用いられる「抗生物質」や「抗菌剤」「駆虫剤」です。
例えば、養殖ブリがレンサ球菌症と診断された場合、マクロライド系の抗生物質を投与します。
抗生物質の使用基準と安全性
抗生物質をはじめとした水産用医薬品の使用には、人間が使用している医薬品と同じように薬事法に基づいて承認されており、魚ごとに用法・用量、休薬期間などの使用基準が厳しく定められています。
使用基準を正しく守って使用すれば、安全な水産物として出荷できるのです。
国や自治体では、養殖魚などの水産品に医薬品が残留していないか検査し、監視を行っています。もし使用基準に違反して医薬品を使用した場合、規定により処罰の対象となります。
また、抗生物質などの水産用医薬品を使用する上でもう一つ大切なことは、使用記録をつけることです。
使用記録をつけることで、医薬品の使用に問題がないことの証拠となります。その際、次の8項目を記録しましょう。
1、使用した年月日
2、使用した場所(生けすの番号)
3、使用した水産動物の種類、尾数及び平均体重
4、使用した医薬品の種類(有効成分または品目)
5、使用方法及び使用料
6、水揚げできる年月日
7、実際に水揚げした年月日
8、出荷先
抗生物質使用の注意点
抗生物質を使用する上で、いくつかの注意点があります。
・有効期限の切れた薬
・購入時期が不明な薬
・保管方法が不適切な薬
・何の薬か不明なもの
これらの薬は処分するか、確認してから使わなければいけません。
また、国に承認されていない抗生物質を使うことはできません。
品質保証がなく、有効性や副作用、人への安全性などが担保されていないことになります。
未承認の抗生物質をブリなどの養殖魚に使用した場合、薬機法違反になる恐れがあるので注意しましょう。
さらに、気をつけなければいけないこととして、「薬剤耐性菌」の出現があります。
抗生物質に依存した健康管理を続けると、まれに耐性をもった菌が出現してしまいます。
特にブリ養殖では、レンサ球菌症に対してマクロライド系抗生物質による治療が行われてきましたが、耐性菌の出現が問題となっていました。
現在では、抗生物質の投薬に加えて、病気を予防する観点からワクチン接種が行われています。
抗生物質とワクチンを適正に使用して、安全・安心なブリ養殖を行いましょう。
このお悩みの監修者
中平博史
全国海水養魚協会 専務理事
全国海水養魚協会の専務理事や一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会の理事を務める、魚類養殖業のプロフェッショナル。養殖水産物の輸出や赤潮などの環境保全対策活動にも携わっている。