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新規参入で営農3年目。ほ場の保肥力に悩む農家が選んだものとは

新規参入で営農3年目。ほ場の保肥力に悩む農家が選んだものとは

神奈川県横浜市神奈川区、新横浜駅から車で15分ほどの場所にあるほ場で、3年前に農業を始めた合津(ごうづ)俊一さん。区内の農業生産の大部分を担うこの農業専用地区の一角で、さまざまな季節野菜を栽培しています。

目と鼻の先に大都会が広がる場所ですが、ここは市内でも有数のキャベツの産地。しかし合津さんはそうした慣習にとらわれず、季節に沿った野菜を数多く育てています。トマトやナス、ピーマンのほか、サツマイモ、じゃがいも、スイカに枝豆、落花生などが植えられ、楽しんで農業に取り組んでいらっしゃいます。

しかし、そんな農作業へのやりがいを感じている一方で、営農3年目の合津さんは「ほ場の保肥力や台風被害など、悩みは尽きない」と言います。

がんの疑いと告げられ、「本当にやりたいことを考えた」




3年前に新規参入で農業を始めた合津さんですが、それ以前にも実は農作業の経験がありました。

「約20年前、横浜市が支援する栽培収穫体験ファームという事業がありました。農家が先生となって利用者に栽培指導を行いながら農作業を体験してもらう、という内容でした。友人が指導する側の農家として体験ファームを始め、最初は妻が参加していたのですが、私も時折農作業を手伝うことに」

会社員の傍ら、楽しく農作業の手伝いを続けていた合津さんでしたが、5年前に人生の転機が訪れました。医師からガンの疑いがあると告げられたのです。

「結局ガンではなかったのですが、このことが自分の人生を見直すきっかけになりました。人生は有限なのだと身に染みて感じ、残りの人生は好きなことをやりたいと強く思いましたね」と合津さん。

熟考した結果、長年続けてきた農業こそが本当にやりたいことだと思い、農家になることを決意。勤め先を定年退職した後、同じ頃、農地を探していた栽培体験ファームで一緒だったパートナーと2人で市の新規営農支援を受けながら、現在は少量多品種で季節野菜を栽培しています。


保肥力がほぼゼロのほ場。土壌改善のために使用したもの


合津さんが腰を据えるこの地域は、遠くに横浜ランドマークタワーが見えるほどの高台に位置している農業専用地域です。合津さんは現在4つのほ場を管理していますが、いずれもまだまだ改善が必要な環境だと言います。

「わたし達が借りているほ場は、これまでほとんど使われていなかった土地が多く、先日も耕作中にレンガが出てきたほどです。水はけが悪く、CEC値はゼロで保肥力は絶望的……という圃場もあり、保肥力があまりに低いため、1年目は緑肥が全く育ちませんでした。2年目はアブラナ科の作物はそれなりに育ちましたが、他の作物は全く育たず。リン酸の肥料を使ってみるなど土壌環境を整えるために色々と試しましたが、なかなかうまくいきませんでした」

日々試行錯誤する中、CECを高めるためには堆肥などの有機物や腐植酸資材が効果的だということを知った合津さん。試しに使ってみようかと思案していたときに、腐植酸肥料の「アヅミン」を知りました。


去年より順調な生育。台風被害もリカバーしたアヅ・リキッドの力



※真ん中の背丈が低いトマトはアヅ・リキッドを散布していない株で両サイドのトマトは散布している株です

合津さんが現在栽培している作物は、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、ししとう、かぼちゃ、メロンなどの主に夏野菜。土作りの段階でアヅミンを施肥し、腐植酸が多く含まれた液肥のアヅ・リキッドとレコルトを10日に1回のペースで、計5回散布しました。

実際に効果が出ているようで「去年と比較すると、かなり作物の状態が良好ですね。特に、人参は葉の状態がとても良く割れも少ないです。他の作物も葉がつややかで、大きく青々としていますね」と畑を眺めながら笑顔で語る合津さん。

また、合津さんは肥料の効果を見るために「肥料を与えた株」と「与えていない株」に分けて栽培したそうで「目に見えて違いがわかったのは、トマトとナスです。トマトは液肥を与えた株の方が成長が早く、背丈が大きくなりました。ナスは、与えた株の方の実が大きく育っていますね」と生育状態を教えてくれました。

中には株同士が近く、違いがわかりにくい作物もあったそうですが、これはアヅ・リキッドやレコルトの浸透性が高いことが影響しているのかもしれません。

「アヅ・リキッドやレコルトは非常に良く浸透するため、与えた作物の隣の作物にまで効果が出ることがあると聞きました。アヅ・リキッドを与えていない株にも効果が現れるとは思ってもいなかったので驚きましたが、どの作物も昨年に比べて状態がとても良いため腐植酸の効果を実感しています」と合津さんは話します。

さらに6月初旬に台風が接近した際には雨風でナスやピーマンなどの花芽が飛んでしまったそうですが、アヅ・リキッドを施肥した後みるみる回復しているそうです。

今回デンカ社の製品を使用した野菜が去年より順調に生育していることから、合津さんは「まだ1つのほ場でしか試していませんが、今後は他のほ場にも使っていきたい」と笑顔で話してくれました。


土壌の保肥力向上に欠かせない腐植酸




腐植には地力や土壌の保肥力を高めるなどの効果があると言われています。土壌の腐植を増やす方法としては堆肥の施用が一般的ですが、堆肥はかさばるため散布作業が大変です。アヅミンは堆肥1トンに含まれる腐植酸を30~40kgの施用でまかなえる省力的資材です。(注:堆肥には粗大有機物補給による土壌物理性の改善や養分補給という側面もあり、アヅミンと併用できればなお効果的です)。

今回合津さんの作物に好影響を与えたアヅ・リキッドは、固形肥料のアヅミンに含まれる腐植酸のうち水に分散しやすいものに着目し、利便性と即効性を高めた液肥です。作物の健全化やストレス耐性のアップが期待できます。

また、レコルトはアヅ・リキッドに比べて腐植酸の分子が小さいため葉面施用でも使用でき、また溶解性を高めたことから他の肥料と混ぜて使用することが可能です。

一方、アヅミンは固形であるため、腐植酸含有量が多く、また持続性にも優れています。そのため、作物に対する根張り向上効果は勿論のこと、土壌そのものに対する肥沃度改善効果も期待できます。

ただ、合津さんの圃場のように保肥力が極端に乏しい土壌の場合には、長期的に使用して少しずつ保肥力を高めていくことも検討してください。

「土壌の保肥力」にお悩みの方はぜひ一度お試しください




「土壌改善のためにも保肥力を高めてくれるアヅミン、アヅ・リキッド、レコルトを今後も継続して使用していきたい」と笑顔で語ってくれた合津さん。

「土壌の保肥力」にお悩みの方はぜひ手に取ってみてください。



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【問い合わせ先】
・購入先はこちら
https://denka-agriproducts.tayori.com/faq
・アヅミンの詳細はこちら
https://denka-azumin.jp/
・アヅ・リキッドの詳細はこちら
https://www.denka.co.jp/product/detail_00067/
・レコルトの詳細はこちら
https://denka-recolte.jp/
・問い合わせ先
デンカ株式会社 エラストマー・インフラソリューション部門 アグリプロダクツ部
連絡先:東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー
よくあるお問い合わせ/Webサイト:https://denka-agriproducts.tayori.com

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