愛知県豊明市の商業施設や住宅が建ち並ぶ街の一角で、2年前に農家を始めた花城さん親子。果樹園を営んでいた祖父母の畑を引き継ぎ、現在は母と娘の二人三脚で営農に励んでいます。
花城さんは「住宅街の中にある農家ならではの課題もあり、日々手探りで奮闘中です」との言葉通り、大変勉強熱心でさまざまな農業の勉強会に参加されています。
腐植酸苦土肥料「アヅミン」もその中で知ったものの、なかなか使う機会は訪れませんでした。そんな花城さんが実際にアヅミンを使ったところ、驚きの効果があったそうです。
アヅミンに出会う前:
「石の上にも三年」、自分たちに合った農業のかたちを模索
祖父母の畑を引き継いだ花城さんですが、農家を始めた当初は農家の知識や経験を持っている訳ではありませんでした。
「祖母が亡くなって、農作物の知識などを教えてもらったことはないのですが、せっかくの畑を残したいと思って母と一緒に農家をはじめました。とにかく石の上にも三年という気持ちで、最初の3年は自分たちが好きなものを作って何がどれくらい売れるのか、消費者のニーズを調査しようと考えました」と花城さんは言います。
様々なことにチャレンジしながら経験を重ね「自分たちに合った農業のかたち」を見つけるため、花城さん親子は日々勉強を続けていました。
アヅミンは敷居が高いと思っていた
農業の知識を持っていなかった花城さん親子は、営農の知識を得るために様々な勉強会に積極的に参加していました。その中で知ったのが、アヅミンです。
「アヅミンは知り合いの農家さんもすごく良いと言っていて、農協でもオススメされました」と花城さん。
多方面からの評判を聞いて「使ってみたい!」という気持ちはあったものの、農業を始めたばかりの自分たちには敷居が高いと感じたそうです。
「アヅミンは野菜作りのプロや、強いこだわりを持った『職人タイプ』の方が使う肥料というイメージがありました。農家を始めたばかりの私たちが使うには時期尚早なのではないかとも考えましたが、より美味しい野菜を作りたいとの思いから、アヅミンを使ってみることにしました」。
猛暑や長雨に耐え、収量がアップ。収穫期間も大幅に増加
手始めに、メインの作物でもあるトマトにアヅ・リキッドを撒きました。アヅ・リキッドは、アヅミンの根張り向上効果に着目し液状化したもの。
以降も、1000倍に希釈したアヅ・リキッドとレコルトを週1回ずつ交互に与えています。
「去年の夏は猛暑が原因でトマトが枯れたのですが、今年は猛暑に加えて7月には長雨が続いたため、今年も枯れてしまうのではないかと危惧していました。しかしアヅ・リキッドを撒き始めてから、トマトの実成りが良くなったんです。それだけでなく、トマトの隣に植えてあった枯れかけのジュウロクササゲも嘘のように復活。もう片付けようと思っていたくらい枯れていたのに、アヅ・リキッドをトマトに撒いた後からどんどん元気になったんですよ」と驚きを隠せない花城さん。
収量の増加と合わせて、トマトの収穫期間が大幅に伸びたことにも非常に驚かれていました。
花城さんが営農する地域では、トマトの収穫時期は8月1週頃まで。今年も周辺の農家は、例年どおり8月1週頃にトマトの収穫を終えました。
しかし、花城さんが栽培しているトマトは収穫時期を過ぎても元気に育っており、この地域では一番長く産直へ出荷することができています。
「他農家さんだけでなく、勉強会の講師を務める農業の専門家でさえも、すでに収穫を終えたと言っていました。他農家さんたちが一切出荷できていない時期に、自分たちだけ出荷できていることに驚いています。特に、お盆は野菜がよく売れる時期なので、お盆の時期にメイン商品であるトマトを出荷できるのは非常にありがたく、うれしく思います」と話してくれました。
この出来事は花城さん親子にとって、農家としての自信をもたらしてくれました。
住宅街ならではの大きな課題をアヅミンで解決
花城さん親子は農家を始めた当初から「住宅街の中に畑を持つ農家」ならではの課題を抱えていました。
それは肥料の悪臭問題です。
花城さんはこれまで、肥料には牛糞や鶏糞、豚糞を使っていましたが、近所の方から「匂いがきつい」「洗濯物に匂いがつく」などの苦情が寄せられたこともあるといいます。
そのため肥料を畑に入れるときは、なるべく人が生活する時間帯を避けて早朝に作業し、風の強さや風向きによっては作業を中止するなど周囲への配慮が欠かせません。
できるだけ近所に迷惑をかけないよう工夫されていた花城さん親子ですが、作業日が限られてしまうことが大きな課題の一つでした。
そんな課題にも、アヅミンは非常に有効な効力を発揮します。匂いを気にする必要がないため、時間や場所、天候を問わず使えるからです。
特にアヅ・リキッドとレコルトは作物を植えてある土に撒くだけでいいので、花城さん親子にとっても「女手二人で作業している私たちにとってはありがたい存在です」と使い勝手の良さが好評でした。
今はまだ駆け出したばかり。これからも楽しく農業を続けたい
花城さん親子は営農3年目ですが、作物に対する真剣な考えや日々学びを得ようとする真摯な姿勢が非常に印象的です。
花城さん自身も「今はまだ家庭菜園からプロ農家への移行期間だと感じています。まだまだ学ぶことがたくさんあるので、様々な経験を積みながらとにかく楽しんで農業を続けていきたいです」と謙虚に語ってくれました。
お母さんは、「楽しんで農業を続けるためには、やっぱり野菜が元気に育ってくれることが何より。今回アヅ・リキッドなどを使ってトマトに良い変化が見られたので、今後は他の作物にも使用していきたいです。特に、ナスは土の粘りが良くないと栄養を吸収せず上手く育たないので、今から秋ナスに向けてアヅミンを使ってみようと思っています」と意気込みます。
さらに花城さんには小学生と幼児のお子さんがいらっしゃいますが、今後の展望として学校給食に使ってもらえるような野菜を作りたいとも話してくれました。
自分たちが作った野菜をたくさんの子どもに食べてもらいたい、だからこそ子どもたちの口に入るものなので農薬はできる限り使わずに育てたいと、低農薬栽培へのこだわりも並々ならぬ想いがあります。
腐植酸苦土肥料であるアヅミンは、こうした作物の健全な生育にこだわる農家にも使いやすいのではないでしょうか。
土づくりに欠かせない。「腐植酸」を約50%含むアヅミンのチカラ
高品質の作物を収穫するためには、何よりも土づくりが重要です。良い土を作るためには「腐植酸」という成分が欠かせません。
腐植酸には根の生育を促進する効果や養分の吸収を高める効果があります。この腐植酸の効果に着目した肥料がアヅミンとアヅ・リキッドです。
アヅミンは、腐植酸を約50%も含んでいるので、30kg~40kgを施用するだけでたい肥1トン分の腐植酸を補給できる優れものです。
また、今回花城さんが使用したアヅ・リキッドは、腐植酸が液状化されているので、栽培中の作物にも希釈して土に撒くことで腐植酸を素早く根まで届けることができ、根張りを向上させます。
同時に養分吸収も促進するため、収量の向上が期待できます。実際に花城さんの育てたトマトの収量は、アヅ・リキッドを撒いてから約3割アップしました。
新開発品レコルトには、作物の根張りを向上させ、高温などの環境ストレスへの耐性を高める事例が認められています。さらに、なり疲れ軽減や収量の安定化も期待できます。作物のなり疲れを軽減させ、収量を安定させたいという方はぜひお試しください。
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【問い合わせ先】
・アヅミンの詳細はこちら
https://denka-azumin.jp/
・アヅ・リキッドの詳細はこちら
https://www.denka.co.jp/product/detail_00067/
・レコルトの詳細はこちら
https://denka-recolte.jp/
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