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いま注目の「メディカルハーブ検定」「ハーブ&ライフ検定」が開催!

いま注目の「メディカルハーブ検定」「ハーブ&ライフ検定」が開催!

日本メディカルハーブ検定協会が主催する「メディカルハーブ検定」と「ハーブ&ライフ検定」が、2022年3月6日(日)、7日(月)に開催されます(申込期限は2月15日まで)。

「メディカルハーブ検定」は、15種類のハーブを題材に、メディカルハーブの安全性、有用性、使い方など ハーブを楽しむために知っておきたい基礎知識を身につける検定です。

一方、日常のさまざまなシーンで役立つ56種類のハーブ・スパイスについて学び、生活を豊かにする知識が得られるが「ハーブ&ライフ検定」です。

コロナ禍の巣ごもり需要もあり、ハーブやスパイスなど家で育てられるガーデニングがブームになっています。そのため、普段の食生活にハーブを取り入れる方も増えており、今後ますます需要が伸びることが予想されます。

ハーブを栽培している農家さんはもちろん、ハーブを使った料理の食材を生産している農家さんも、ハーブの知識を深めることで加工や販路開拓に結びつけることができます。



そこで、今回「メディカルハーブ検定」を受験するハーブ農家の澤邉さんに、お話を伺ってみました。

ハーブ農家 株式会社ポタジェ(PAYSAN-ペザン-) 澤邉さん

石川県河北郡津幡町でハーブ農園を経営している澤邉(さわべ)さん。大学生の頃、ヒッチハイクで日本中を旅していた時に、出会った人たちに農業をすすめられて、「体力には自信があるし、自分で何かしたい」と農業の道へ進むことに。米や野菜を生産する農業法人で経験を積み、5年前に独立。もともとあったハーブ農園を引き継いだことがハーブ農園をはじめたキッカケですが、今では農福連携や自然栽培など新しい取り組みを行なっています。

どんなハーブを育てているのですか?



昨年拡張した3ヘクタールほどの圃場で、レモングラスやカモミールなど20種類ほどのハーブを育てています。農園をはじめた当初は僕が作りたい、魅力を広めたいハーブを育てていましたが、今はハーブティーをメインに注文を受けているので、その需要をみながら育てるハーブを決めています。

基本的に農薬は使わず肥料もまったく与えない自然栽培です。例えば虫食いなどがあっても収穫後にフリーズドライで加工するので、問題ありません。野菜のように見た目や新鮮さで勝負すると手間もストレスもかかります。しかし、ハーブならそこにかかるお金を洗浄や加工に使うことができます。

また、ハーブは食用だけじゃなく、飾りやアロマオイルにもなるし、バスソルトとしてお風呂にも使えるし、いろんなシチュエーションで使える面白さがあるんです。そういうお客さんの生活に近いところに可能性を感じています。

それに、ハーブって「ふんわりした優雅なイメージ」だと思うんですが、本当にその通りなんです。米や野菜は「土の匂い」がしますが、ハーブを育てていると「優雅な香り」がして心が安らぐので、育てがいがあります。


PAYSAN-ペザン-さんはどんな農園ですか?

うちの農園では障害者や高齢者を雇用して「農福連携」を行なっているのですが、これは僕が学生時代にバックパッカーをしていた時、海外の子供たちの実情を見て、「何か社会に貢献しなければ」と感じたから。農業だけではなく、福祉の課題も解決していきたいと思って、試行錯誤を繰り返しています。

また、SDGsへの取り組みやハーブの摘み取り体験、ハーブガーデンづくりなど、さまざまな体験も提供しています。


おすすめのハーブと楽しみかたを教えてください!

栽培するなら「カモミール」が絵になるので一番好きです。でも、味や香りなら「レモンバーベナ」ですね。

通常、ハーブをドライにすると香りは落ちてしまうのですが、フリーズドライにすれば香りが際立ちます。中でもレモンバーベナはより一層引き立つうえに、味もうまい!

楽しみ方は季節によって変わるのですが、夏場のフレッシュなものは飲んで楽しむのがおすすめです。新鮮な青臭さを感じることができます。反対に冬場であれば、ハーブソルトがおすすめです。うちの農園でも「ふりかけハーブ」として販売しています。


いま課題に感じていることは?

野菜であればJAさんに一括で卸すことができますが、ハーブではそういきません。販売先や卸先を見つけるのは永遠の課題ですね。

しかし、癒しやストレス緩和、健康が注目されるような時代になりました。こういった時代の流れが後押ししてくれたおかげで、最近は声をかけていただくことも多くなっています。

反対に、うちの農園では豊富な種類のハーブを育てているので、生産量が心配です。もし大量に注文がきたら供給できるのかを考えると……。提供量の限界をいかに超え、価格面でいかに勝負できるが課題ですね。


今後の夢や目標を教えてください

これまでフリーズドライにこだわって生産してきたので、何かしらの形で「日本一おいしいハーブティー」だと証明したいですね。

また、そのハイクオリティーなハーブティーを世界に広めたいです。そして、そのハイクオリティなハーブティーをつくっているのは障害者だと、その活躍を知ってもらいたいです。


今回、メディカルハーブ検定を受けようと思ったキッカケは?

お客さんから話を聞いていたので前から検定があることは知っていたんです。でもなかなか受けるタイミングがなくて……。でも、横のつながりをもっとつくりたいと思った時に、資格を持っていれば同じハーブ好きな人たちとコミュニティをつくることができると考えたんです。

僕だけじゃなくスタッフにも受験してもらい、ハーブの知識を増やしてもっとハーブの魅力を発信していきたいです!


検定合格後のメリット
「メディカルハーブ検定」「ハーブ&ライフ検定」に合格すると、コーディネーターとして活動することができます。また、日本メディカルハーブ検定協会が認定する資格保有者として、ビジネスシーンなどでアドバイスをすることも可能です。

「今後需要が増える作物に興味がある!」「転作したいが何を育てればいいか悩んでいる……」といった課題を抱える農家さんは、注目を集めるハーブの知識を高めて、今後の農業に生かしてみてはいかがでしょうか?

▶︎日時
2022年3月6日(日)・7日(月)(21時まで)
メディカルハーブ検定:試験時間:70分
ハーブ&ライフ検定:試験時間:60分
▶︎受験形式
オンライン方式
▶︎締め切り
インターネット:2022年2月15日(火)(23:59まで)
払込取扱票:2022年2月8日(火) 必着
▶︎受験料
ハーブ&ライフ検定・メディカルハーブ検定
一般 6,600円(税込)
▶︎申し込み方法
・インターネット申込(クレジットカード、コンビニ支払い)
・払込取扱票(郵便局・ゆうちょ銀行専用)
▶︎注意事項
・出題傾向、内容などの質問にはお答えできません
・眼、耳、肢体等の不自由な方はお申し込み前に検定運営事務局へお問い合わせください
・お申し込み後の受験種類変更・受験者変更・取り消し・返金・次回以降への振替はできません

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