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長雨による作物のストレスにも! 環境に左右されずに植物の持つ力を伸ばす「腐植酸」の可能性とは?

長雨による作物のストレスにも! 環境に左右されずに植物の持つ力を伸ばす「腐植酸」の可能性とは?

2021年、ご主人の定年退職をきっかけに、東京から奈良県橿原市にご夫婦で帰郷された松下陽子さん。農業をされていたお父様から広大な農地を引き継ぎ、試行錯誤しながら野菜作りを始めました。先輩農家さんにも支えられ、この2年間で玉ねぎをはじめズッキーニやオクラなど、現在では様々な野菜の栽培に挑戦されています。

もともと松下さんが引き継いだ農地は日当たりも良く、肥沃。しかし元は田んぼだったこの土地の唯一の課題は「雨が降ると水はけが悪い」という点でした。

この弱点にどう向き合われているのか、松下さんにその経緯を伺いました。


ご近所さんのアドバイスから始めた野菜づくり


松下さんのご実家のまわりには、昔から野菜を栽培されている農家さんが多くいらっしゃいます。帰郷した松下さんは「そろそろ玉ねぎの植え時だよ、この苗持っていき」とご近所さんから頻繁に声をかけられるようになった、と当時を振り返ります。

「その声がけがとてもありがたかったです。野菜作りが昔から根付いている地域なので、やってみよう、と気軽な気持ちで始めました」、ときっかけが身近なところにあったことや自然な流れで栽培を始めた経緯を話してくれました。


雨による水はけの悪い土地を徹底研究




もともと田んぼだった松下さんの農地は、雨が降ると水はけが悪いことが難点。特に長雨が続いた時に作物へかかるストレスを懸念していたそうです。

「ほ場の写真を撮り、水が溜まりやすい場所とそうでない場所を細かく調査し、水はけの悪い場所でも植えられる野菜もとことん調べました」と持ち前のバイタリティを活かし対策を模索し始めた松下さん。

その後、お父様や先輩農家の方々のアドバイスもあり、初めての玉ねぎ栽培を成功させました。梅雨の前までに玉ねぎの収穫をすることで、雨の影響を最小限に抑えたことが大きなポイントだったようです。

「時期をきちんと見分けることが大切だと学びました。でも長雨の際の水はけの悪さをカバーできればさらに多くの品種や、品質の高いものが作れるかもしれない」と感じた松下さんは資材や解決法を調べ続けることに。

そこで目に留まったのが「高温や多雨によるストレス耐性アップ」に効果的だとされる腐植酸液状複合肥料
「レコルト」でした。 


液状資材「レコルト」の可能性




松下さんの畑では、玉ねぎ、ズッキーニ、オクラ、ゴーヤ、様々な品種のミニトマトなど、多品目の野菜が栽培されています。

「もともと作物はよく育つ土地だと思います。ただ今年も長雨が続き、野菜へのストレスがとても気掛かりでした。やはり品質の良いものを作りたいですからね」と松下さん。試しに細いと感じていたオクラの根元に「レコルト」を2週間ごとに2回、散布してみたそうです。

「雨が多く、散布するタイミングが2回しかなかったのですが、オクラの茎がしっかりとしたように感じました!」と1カ月ほどで効果を実感された様子。

「レコルト」は高温や長雨など環境由来のストレスに対する耐性を高め、植物が本来持っている力を発揮できるようサポートするバイオスティミュラントとして注目されている資材の一つ。

含まれている「活性フルボ酸」には植物細胞を活性化、根の張りを良くする効果があり、結果として作物が本来もつ生理機能を向上させることが期待できます。

「オクラの茎だけでなく、根付きも良くなったように思いました。ストレスへの耐性アップを今後もさらに期待したいです」とレコルトの使用に前向きな松下さんはこう続けました。

「レコルトは『作物が頑張って育とう!』と植物自体の力を引き出してくれる効果があるとのこと。そこがとても良いと感じました。ここは先祖代々水はけに工夫しながら、引き継いできた大切な農地です。今ある環境を受け入れながら、私も良いものを試していきたい。レコルトとの出会いにも感謝しています」


腐植酸を含んだ「レコルト」の特徴



「レコルト」は、生理活性が高いと言われるフルボ酸を主体とする腐植酸液状複合肥料です。

水に対する溶解性が高いため、「葉面施用」「土壌施用」のどちらでも利用可能。他の資材と混用しても沈殿しにくく、かん水チューブが詰まりにくいので多くの液肥とも同じタンクに入れて使うこともできます。幅広い使い方ができる利便性の高さも、使いやすさのポイントです。

またレコルトは、バイオスティミュラントとしても注目を集めています。

バイオスティミュラントとは、植物を刺激することによって元来植物や土壌が持っている力を最大限に引き出し、天候不良や薬害などによる植物のダメージを軽減させる新しい資材や技術のこと。

単に植物の栄養となる肥料や、病気や害虫に作用する農薬とは異なり、バイオスティミュラントには栄養素を取り込む効率や利用効率を高める作用があります。

バイオスティミュラントに用いられる資材は大きく6つに分類されますが、その一つが腐植物質や有機酸です。レコルトに含まれる「フルボ酸」も腐植物質であり、それが植物の生理活性に刺激を与えるということが近年の研究で解明されています。

猛暑が続いたり、雨が不足したり、逆に豪雨や冷夏が続いたりと、植物は環境によって様々なストレスを受けます。レコルトは植物の根張りを良くすることで、そうした環境に対する植物のストレス耐性を高めます。

使用可能な植物も、葉菜・果菜・果樹のみならず、花きや穀物類と幅広い作物に対応。健康な苗の育成や、なり疲れの抑制、天候不良による作物へのダメージ軽減などの効果が期待でき、結果的に収量アップにも繋がります。

作物の根付きにお困りの方は一度、試してみてはいかがでしょうか。



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【問い合わせ先】
・購入先はこちら
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・問い合わせ先
デンカ株式会社 エラストマー・インフラソリューション部門 アグリプロダクツ部
連絡先:東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー
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